1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

お金の話(貯金・年金・消費・節約・FIRE)

『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由』による、1億円の貯め方

www.shinchosha.co.jp 井上氏の場合は、33歳で手取り22万円のサラリーマンで、妻はいますが子供はいないようです。 就職直後から、世界経済の成長に連動するインデックスファンドに対し、毎月10万円の積み立て投資を始めたとのこと。 就職直後の手取り額は、…

『ジェイソン流 お金の増やし方 厚切りジェイソン』による、1億円の貯め方

では、まず厚切りジェイソン氏のほうから、見ていきましょう。 この方は、お笑い芸人で、かつ、IT企業の取締役だそうです(1986年生 35歳)。 本書によれば、ジェイソン氏は、就職してからの13年間で、家族全員が一生安心して生活できるだけのお金を貯めたと…

厚切りジェイソン氏と、井上はじめ氏(33歳で手取り22万円)の、1億円の貯め方

最近、資産形成に関する、2冊の本を読みました。 『ジェイソン流 お金の増やし方 厚切りジェイソン著、ぴあ』 book.pia.co.jp 『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由 井上はじめ著、新潮社』 www.shinchosha.co.jp 60歳でやっと1億円を貯めた私…

富裕層の端くれとしての意見(6)

貯金をできないでいる人が、貯金を増やすということは、上の図において、ピンクや黄色のエリアにいる人が、水色のエリアに入るということです。 それには、図に矢印で示したように、ルートが3つあります。 ルートの矢印の長さが、その難しさを表わしています…

富裕層の端くれとしての意見(5)

上の図は、前回の記事の図において、縦軸と横軸が交わる中心点に、45度の直線を引いたものです。 また、その直線の右下に、平行にもう一本の直線を引いて、全体を3つのエリアに分割し、それぞれを色分けしてあります。 本当は、信号に見立てて青・黄色・赤…

富裕層の端くれとしての意見(4)

貯金について、もう少し説明します。 上の図は、横軸に年収、縦軸に生活費を取ったものです。 ここで言う生活費は、要は使うお金のすべてであり、住宅ローンや遊興費なども含みます。 ほぼ真ん中に、会社の正社員が位置しており、年収が少し低めから少し高め…

富裕層の端くれとしての意見(1)

下の記事に、野村総合研究所が公表したという、純金融資産保有額別の、日本の階層が載っていました。 limo.media マーケットの分類(世帯の純金融資産保有額)超富裕層(5億円以上) 8.7万世帯/97兆円富裕層(1億円以上5億円未満) 124.0万世帯/236兆円純…

投資に関する、覚え書き(3)

・今の時代、必ず儲かる投資は、絶対にない。 ・元本保証のある投資は、国債くらい。 ・1%以上の利率を、保証するものがあれば、まず詐欺で間違いない。 ・会社が潰れたら、返済されなくなるのは、保証と言わない。 ・詐欺をする人間は、簡単に会社を潰し…

投資に関する、覚え書き(2)

・株は、安いときに買って高いときに売ればいいので、こんな楽な金儲けはないように思える。 ・始める前は、自分は他人よりも頭が良くて、変な欲をかき過ぎないから、ほどほどに成功すると思って始めるが、結果は、成功した人よりも失敗した人が多い ・投資…

投資に関する、覚え書き(1)

私たち夫婦の場合、1億円の貯金は、大半が天引き預金によって達成したもので、投資によって得たものは、殆どありません。 わずかに、在籍していた会社の持株会くらいで、奨励金分が利益になったくらいでした。 ですが、世の中には、投資で1億円を達成した…

金持ちになりたいからと、トイレを綺麗にするのは、神様が怒ると思う

お金持ちの都市伝説として、よくあるのが、トイレの話です。 トイレを綺麗にすると、美人になれるという伝承を元に、「トイレの神様」という楽曲が、流行しました。 ja.wikipedia.org それにあやかってか、トイレを綺麗にすると、金持ちになれるという話が、…

金持ちの真似をしても、金持ちになれるわけではない

以前に、「ネットや本に出ている、金持ちの習慣というのは、信じてはいけない」というエントリを書きました。 chotiku.hatenablog.com 金持ちは、皆、これこれの習慣を持っていたり、アイテムを使っている、だから、金持ちになるには、まず習慣やアイテムを…

貯金ができる人と、できない人

貯金に関する考え方は、2通りあります。 1)お金は生きているうちに使うもので、使い残して死ぬのは嫌だというものと、 diamond.jp 2)貯金があると、余裕を持って老後を生きられるから、お金は残しておいたほうがいいというものです。 g-mark.info どち…

【愛煙家に不都合な真実】タバコが、コロナ感染防止に効く…わけがない

さて、喫煙を正当化することを諦めない飯島氏は、次の手として、煙草が、コロナの感染防止に効くと言い出しました。 president.jp あちこちの論文を挙げて、その証拠にしていますが、「煙草を吸うと、コロナにかかりにくいが、一度感染したら重症化する」と…

【愛煙家に不都合な真実】依存症患者は、他を貶めても、自分を守ろうとする

さて、自らの依存症を認識できず、ひたすら煙草の正当化を求める飯島氏は、次に「煙草よりお酒の方が余程悪い、煙草よりお酒を取り締まるべきだ」と言い出しました。 president.jp 根本的に間違っているのは、誰も、成年の喫煙を、取り締まっているわけでは…

【愛煙家に不都合な真実】依存症患者は、自分を正当化する。

煙草は、犯罪の原因になったことがないのに、なぜやめなければならないのかとよく言われます。 ですが、それは逆です。 煙草は、さほど害がないと思われ、禁止されてこなかったため、庶民にも買える価格で、ふんだんに供給されていたから、犯罪の原因になら…

【愛煙家に不都合な真実】煙草をやめれば、40年間で846万円の貯金

今は止めましたが、学生時代は、私も、煙草を吸っていました。 何しろ、当時の喫煙率は、20代の男性で80%近くあり、男性全体でも、70%を越えていました。 成人喫煙率(JT全国喫煙者率調査) 至るところで、煙草を吸っている姿があり、吸い殻のポイ捨ても、悪…

貯金を増やすには、不便でも現金を

過去のブログにも書きましたが、キャッシュレスにより、銀行からお金を降ろす手間が不要になり、財布の残金を気にせずに、買い物ができるようになりました。 chotiku.hatenablog.com 便利ということは、お金を使いやすいということです。 逆に考えれば、現金…

どんどん不便になっていく現金と、便利になるキャッシュレス

現金で買い物をするか、クレジットカードやスマホ等のキャッシュレスで買い物をするかは、人によって分かれています。 日本以外の国々では、紙幣の偽造が容易だったり、小銭を用意するのが難しかったり、レジから金を盗まれたりといった事情で、既にキャッシ…

年金を、手取りの損得で考えるのが、間違いである理由(終)

gendai.ismedia.jp 森永卓郎氏は、 「年金を30カ月、つまり2年6カ月早めに受給すればよいのだ。62歳で引退すれば、体力のあるうちに「老後」が手に入るから、人生を謳歌する時間を延ばすことができる。」 とまで書いています。 つまり、繰り下げ受給の真逆で…

年金を、手取りの損得で考えるのが、間違いである理由(5)

しかも、森永卓郎氏のコラムは、話を単純化すると称して、男性の単身者の場合を例に取って、話を進めています。 即ち、女性の単身者や、夫婦のことは、考慮に入っていません。 ですが、通常は、女性の方が、長生きします。 男性は、65歳の平均余命が20年です…

年金を、手取りの損得で考えるのが、間違いである理由(4)

以前にも、平均寿命くらいまでしか生きられないだろうからと、高級老人ホームに入ったものの、手持ちのお金がなくなって、ホームを追い出された方の話を紹介しました。 chotiku.hatenablog.com 人は、いつ死ぬかを、選べません。 平均寿命で死ぬとわかってい…

年金を、手取りの損得で考えるのが、間違いである理由(3)

平均寿命で死んだ場合、繰り下げ給付で、かえって手取りの総額が464万円も減るというのは、事実です。 ですが、これは、ちょっとした数字のマジックでしかありません。 前日のブログで説明したように、年金を、65歳から受給した場合の年間手取り額は、159万…

年金を、手取りの損得で考えるのが、間違いである理由(2)

gendai.ismedia.jp 森永卓郎氏の記事を受けて、こちらでも検証してみました。 単身世帯の男性が、65歳で厚生年金を受け取る場合を考えてみます。 男性の厚生年金の平均が、月額14万6千円ですから、12倍して年間175万4千円。 この条件で世田谷区の場合、税・…

年金を、手取りの損得で考えること自体が、間違い

gendai.ismedia.jp タレントの森永卓郎氏が、年金の繰り下げ受給について、コラムを書いていました。 最近出版した新刊、「長生き地獄」という本の抜粋だそうです。 www.kadokawa.co.jp これまで私は、このブログで、年金をなるべく遅く、できることなら、7…

石川県能登町のイカのような、無駄遣いをなくして、豊かになる権利を取り戻そう

www.chunichi.co.jp 消費税分を貯金するのには、もう1つのメリットがあります。 消費税に限らず、我々は、住民税や所得税などの税金を取られていることを、常に意識するようになるということです。 政府が、消費税を税込の総額表記にさせたのは、常に消費税…

消費税率引き上げに備えて、その分を、貯金しよう

閑話休題。 ここで提案する消費税貯金というのは、買い物をするたび、消費税と同じだけの金額を、財布から貯金箱(或いは口座)に、入れるというものです。 1万円の買い物をして、千円の消費税を払ったとすると、その日のうちに、さらに千円を、財布から貯…

(怒)消費税は、法人税と所得税の減収分を補填するために導入されたのか?

企業の法人税率の推移 私の若い頃は、影も形もなかった消費税ですが、1989年に3%で導入されて以来、橋本内閣で5%に、安倍内閣で8%、さらに10%に引き上げられています。 ja.wikipedia.org 一方で、企業の法人税は、延々と下がり続けています。 www.m…

当然、日々の貯金も、しなくちゃいけない。でも、どうやって?

このブログのタイトルは、「1億円貯めて、60歳で会社を辞めました。」となっています。 横道にそれることもありますが、平サラリーマンだった私が、どうやって1億円を貯めたかを説明する内容が、メインとなっています。 1)天引き預金をして降ろさない…

中くらいの金額のものほど、検討に時間がかかって、節約が難しい

もちろん、節約をしなくてもいいと、いうわけではありません。 稼いだだけ使ってしまっては、穴のあいたバケツに水を汲むのと一緒で、お金は、永遠に貯まりません。 ですが、同じ節約をするなら、少しでも効率的にやらなければなりません。 それには、以前に…