1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

貯金ができる人と、できない人

 貯金に関する考え方は、2通りあります。


 1)お金生きているうちに使うもので、使い残して死ぬのはだというものと、

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 2)貯金があると、余裕を持って老後を生きられるから、お金は残しておいたほうがいいというものです。

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 どちらも、それなりに、説得力があります。

 

 

 は、貯金趣味で、1億円貯めた男性が、使う暇もなく早死にしてしまったという記事です。


 記事の書き手氏は、自分投資セミナーにせっかく参加しておきながら、勧めた投資に乗らなかったことが、余程気に入らなかったようです。


 お金を貯めながら、早死にしてしまった挙げ句、遺産トラブルになってしまったことから、「貯金バカ」という、下品なあまり上品でない言葉で、彼を貶めて評しています。

 

 投資をしてお金を回すことばかり考えて生きてきた書き手氏には、貯金使うこと活用もせずに眠らせておくというのは、バカ無駄に思えて仕方なかったのでしょうか。

 


 ですが、その人が、長生きしていたら、どうなったでしょう。


 お金があってよかったと思いながら、幸せに死んでいったのではないでしょうか。

 

 

 問題は、何度も言っているように、人生は、いつ死ぬかを決めることができないということです。


 それができれば、ですら、お金をちょうど使いきれるように、使途を決めたいと思っています。

 

 ですが、死ぬ1年前貯金がなくなったら、最後1年大変です。
 

 そのことを考えると、貯金があるという安心感は、なかなか手放すことができません。

 

 会社を辞めた今、お金があるという安心感と、もうお金を稼ぐために、人の命令を聞かなくていいという幸福感は、何物にも替え難いものがあります。

 


 うちのも、お金の使い方に対する考え方は、異なっています。


 の場合、貯金は好きですが、使うのも好きです。


 一方、貯金にはかなり無頓着で、使う方に熱心です。

 

 それを許すだけの収入もありましたが、やはり貯めた額は、私には及びませんでした。

 


 二人とも、若い頃は、旅行でかなりのお金を使ってきました。


 ところがコロナのせいで、は、去年今年生活費以外小遣いというようなお金を、殆ど使いませんでした。

 


 一方、の方は、外食旅行に出かけられないことで、かなり不満が溜まっているようです。


 第○波が、下火になったのを見計らっては、温泉に行ったりホテルに泊まったりといった計画を立てて、誘ってきます。

 

 彼女が言うには、せっかく貯めたお金を、使いきらずに死ぬということが、これ以上ないというほどの、不幸人生に思えるとのことです。

 


 誘われれば、も行きますが、行動がかなり制限されている現在状態で、是非とも、出かけたいというほどではありません。

 

 それくらいなら、今のうちは我慢して、コロナから解放されたら、貯めておいた分をどっと使う方が、使いがいがあるのではと、つい考えてしまいます。

 

 そのあたりが、貯金できる人できない人の差ではないかと思うのでした。