もちろん、節約をしなくてもいいと、いうわけではありません。
稼いだだけ使ってしまっては、穴のあいたバケツに水を汲むのと一緒で、お金は、永遠に貯まりません。
ですが、同じ節約をするなら、少しでも効率的にやらなければなりません。
それには、以前に書いたように、「大きいものから手をつける」ことが肝心です。
chotiku.hatenablog.com どこで読んだか、忘れてしまったのですが、どんな組織でも、予算を決めるときの話し合いには、こんな法則があるそうです。
「額が大きいものと小さいものは、それほど議論なく決まってしまう。揉めるのは、中間くらいの予算のものである。」
皆さんの家でも、額が大きな家や車は、「買うか買わないか、2つに1つしかない」と、迷わずに、決断しなかったでしょうか。
そして、数百円から千数百円くらいのものに関しては、「これくらいなら、まあ無駄になってもいいか」と、簡単に買うことでしょう。
それに対して、冷蔵庫や食洗機など、数千円から十数万円くらいの買い物については、意外に時間をかけてしまうものです。
私も実はそうなのですが、性能を比較したり、価格comで価格を調べたりして、少しでもお買い得をと、探してしまいます。
買った後で、もっといいものがあったのではないかと、後悔するのも、これくらいの買い物が大半です。
ですが、本当に時間をかけて検討すべきは、もっと金額の大きなものです。
前述したように、家計の中で大きな支出は、家、保険、車が3大案件であり、まずその金額を減らすことに、注力すべきです。
その上で、他に減らすべき無駄がないかを探すのが、最小の努力で最大の節約をする、早道なのです。