1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

マンガ・読書録

「下流老人」という題名に釣られて読んだのが間違いだった。

こういったブログを書いている関係で、老後の生活費に関する本には、どうしても目が止まる。 そこで、長寿大国日本と「下流老人」という本を読んで見た。 www.gentosha-mc.com 近年で、これほど時間を無駄にしたと思った本は、なかったというのが、読後の感…

『DIE WITH ZERO -人生が豊かになりすぎる究極のルール-』は、現実的ではなかった

半年ほど前に、『DIE WITH ZERO -人生が豊かになりすぎる究極のルール-』という本を、紹介した。 chotiku.hatenablog.com 「財産を残さず、死ぬまでに使いきろう」という内容だと言うことで、どうやってそれを実現するのかと興味があった。やっと読むこと…

『硝子の塔の殺人』のトリックについて(ネタばれあり、注意!)

『硝子の塔の殺人』(知念実希人著 実業之日本社刊)を読んだ。 尚、以下はネタばれを含むので、注意されたい。 大富豪が、金に飽かせて建てた硝子の館で、連続殺人事件が起きるという、古式ゆかしい設定だが、話の構成が、かなり凝っていて、どんでん返しも…

ナルニア国と、ティッシュとの深い関係

昔から、妻が、口もとについた汚れをティッシュで拭いて、それをすぐに捨てるのを見ると、いたたまれない気分になる。 ティッシュに限らず、紙というものは、すべて生きている樹を切り倒して作られたものだからだ。 それが、人工林であろうと自然の森であろ…

「○億儲けた」に引っかかる人は、カモの素質充分である

「カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義(甲斐谷忍著、集英社)」というマンガが面白い。 grandjump.shueisha.co.jp 経済学の加茂教授が、人をカモにしようとしている連中を、退治していく話である。 この著者らしく、相手の欲を利用して巧妙に…

「王様の仕立て屋」に見る、説教臭さと、苛めについての考察

「王様の仕立て屋」というマンガがある。 集英社のジャンプ系の雑誌で、2003年頃から連載されている、男物のスーツ専門の仕立て屋を主人公とした作品だ。 ja.wikipedia.org 主人公は、イタリアのナポリで、神様と呼ばれた仕立て屋の唯一人の弟子だった日本人…

【主人公を探せ】表紙に見る、OL進化論の主人公の変遷

秋月りすさんの代表作と言えば、OL進化論で、私も、単行本を全巻持っています。 しばらく前から、単行本がなかなか出なくなり、39-42巻が、毎月連続して出版された後、また出なくなってしまいました。 ja.wikipedia.org あるとき、OL進化論の話をしていて、…

【勝間和代氏】amazonでの酷評は気にせず、投資を始める前に、これくらいは読んでおこう

以前に、勝間和代氏の『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 光文社刊』について書きましたが、実は、そのときはまだ、実際の本を読んでいませんでした。 ja.wikipedia.org 最初は、厚切りジェイソン氏の、ツイッターの話をするだけのつもりだ…

【目指せ1億円】1億円を貯めるために、<絶対に>役に立つ本とは

4)となりの億り人 サラリーマンでも「資産一億円」 publications.asahi.com 今回紹介している本の中では、これがイチ押しです。 証券会社に定年まで勤めた著者が、知り合った資産1億円以上の顧客から受けた印象を、本にしたものですが、地味な本がら、実に…

【目指せ1億円】1億円を貯めるために、役に立つ(かもしれない)本とは

最近、1億円に関する本を、何冊か読んだので、紹介します。 1)1億円貯める人のお金の習慣(藤川太著 PHP研究所刊) 2)天職を見つけてお金持ちになる 1億円勉強法(石井貴士著 かんき出版刊) 3)年収300万円の人の悪習慣 年収1000万円の人の良習慣 年収…

「細い目なら、中国人」か(このミス大賞作品『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』)

『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』(宝島社、城山真一 著、2016年初版)という本を読みました。 tkj.jp 『このミステリーがすごい!』第14回大賞作品で、負け知らずの天才株式トレーダー二礼茜が、人からお金を預かって、その求めに応じてお金を増やして…

3千人に接種して、亡くなったのは1ヵ月後に百歳が唯一人( 『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』より(2))

長尾医師のインタビューで興味深かったのは、65歳以上の3,000人に、それぞれ2回のワクチンを打ち、その3,000人のうち、亡くなったのが、1人だけだというところなのです。 しかも、この方の年齢は100歳という超高齢である上に、亡くなったのは、接種後、1ヵ月…

ワクチン6千本で2千万円( 『新型コロナワクチン 誰も言えなかった「真実」』より(1))

『新型コロナワクチン誰も言えなかった「真実」:宝島社 鳥集徹 著』という本を読みました。 tkj.jp 典型的な反ワクチン本で、この手の本は、『コロナ脳-日本人はデマに殺される-、小林よしのり・宮沢孝幸 著、小学館』以来です。 www.shogakukan.co.jp 『…

「60歳からの勉強法」を読んで(2)

「60歳からの勉強法」の、中身の方に移ります。 著者の和田秀樹氏は、元々、ゆとり教育に批判的です。 本書でも、若い頃(高校まで)は、ひたすら詰め込みで受験勉強をやって、基礎学力を高めろと言っています。 日本の、知識偏重教育は、海外でも高い評価…

「60歳からの勉強法」を読んで(1)

定年後の、勉強方法の参考になるかと思い、「60歳からの勉強法」(和田秀樹著 SB新書)という本を読みました。 www.sbcr.jp ざっくり言えば、年を取ると、それまでのインプットばかりではなくて、アウトプットも大事になるという話でした。 以前にちきりん…

ウクライナの小麦畑と、ナウシカと、ヒストリエ

https://www.ghibli.jp/works/nausicaa/より ロシアがウクライナに侵攻し、その影響で、小麦の価格が高騰しています。 ウクライナの黒海沿岸は、古代ギリシャの昔から、有名な穀倉地帯だそうですが、あまり実感はありませんでした。 diamond.jp 小麦という穀…

元JAXA専門家は、京都府警を見習うべし

元JAXA専門家の態度は、人気番組「科捜研の女」に対し、あのお固い京都府警が感謝状を出したのに比べ、あまりに軽率で子供っぽいものでした。 www.tv-asahi.co.jp 「科捜研の女」でも、科学的に誤っているところが、時々あります。 gendai.ismedia.jp また、…

宇宙アニメ「プラネテス」を貶した、元JAXA専門家は、何を間違えたのか

www.nhk.jp 先日、元JAXA専門家が、宇宙アニメ「プラネテス」に対し、「何処が面白いんだ」と、批判しました。 www.j-cast.com 作者は、フィクションなので、それを踏まえてお目こぼしをと、コメント。 その後、色々あって、結局、元専門家が謝罪したそうで…

褒めるだけでも、人は動かじ

下の記事に、ちょっとした手伝いであっても、「ありがとう」とか「今日は疲れてたから助かった」と、感謝を示すことによって、夫の家事を促すというアイデアが出ています。 president.jp ですが、この手段は、本当に何もしない、低いレベルの夫にしか、使え…

家事を妻に丸投げする男は、男らしくない

data.wingarc.com 日本では、家事の負担が、極端に女性に片寄っていることは、以前から指摘されてきました。 実際、私の若い頃は、働いていようとも、家事のほぼ100%を女の人がやるのが当たり前でした。 私でさえ、家事は女性がやるもので、共働きをする…

寿退社は、古き良き昭和の遺物

先日、興味深いコラムを読みました。 www3.nhk.or.jp 「寿退社」という言葉は、今や死語になっているとのことです。 面白かったのが、若い人に、寿退社の意味を訊ねてみたところ、「定年まで勤め上げてめでたく退社すること」との回答があったとのことでした…

ゴミ出しくらいで、家事を語るな

下の調査によると、男がやっている(と主張する)家事は、次の通りだそうです。1位:ゴミ出し2位:(手で)食器を洗う3位:浴室の掃除それ以下:トイレの掃除、洗濯、部屋の掃除 https://www.planet-van.co.jp/pdf/fromplanet/fromplanet_111.pdf 堂々の…

まずは、ご飯を炊くところから

前日の記事のように、食事を温めることも嫌だという人は、最早手遅れかもしれませんが、そうでない方は、まだ見込みがあります。 食事を作ったことのない人が、始めることができない理由の1つは、どうしても完璧主義に陥るからだと思います。 ちゃんと炊け…

自分で食事を温めるのは、情けないとまでいう夫

家事の中でも、食事の支度というのは、最難関の一つだと、前に書きました。 chotiku.hatenablog.com それだけに、食事が作れるというのは、男として最大のポイントだと思います。 これからは、夫選びの、条件の1つになってくるのではとさえ、思っています。…

食器洗乾燥機 万歳!!

というわけで、私が片付けをすることは、ほぼ最初から決まっていました。 最初は、手で洗っていましたが、妻の強い推薦で、食器洗い乾燥機(食洗機)を買ったら、まさに感動ものでした。 何しろ、洗剤をつけて洗って、また水洗いをして、拭いて、乾くまで籠…

我が家の家事分担は、こんなふうだった(一部脚色有り?)

さて、食事の支度の大半を妻にお願いしている一方で、私がやっていたのは、その他大半の家事だと書きました。 ですが、やったやったと、偉そうにしているけれど、こいつは本当に、言うほど家事をやっていたのかという疑問もあるかと思います。 特に現代は、…

お礼も言えない男は……

うちの母親は、食事を作ってもらったら、「必ず美味しかった、有り難うと言いなさい」と、口を酸っぱくして言っていました。 どうも、うちの父親は、作ってもらっても何も言わなかったらしく、それが腹に据えかねていたようです。 父親は父親で、私に、「幸…

2億円を捨てるのか

唐突ですが、「OL進化論」という、マンガをご存知でしょうか。 講談社のモーニングという雑誌に、1989年から30年以上にわたって長期連載されている4コママンガで、単行本が42巻まで出ています。 ja.wikipedia.org その22巻のP108に、「結婚したら家…