4)となりの億り人 サラリーマンでも「資産一億円」
今回紹介している本の中では、これがイチ押しです。
証券会社に定年まで勤めた著者が、知り合った資産1億円以上の顧客から受けた印象を、本にしたものですが、地味な本がら、実によくまとまっています。
大半の人が、天引き預金をし、自分の資産や将来の年金収入などを熟知しています。
また、無駄なところにはお金を使わずに比較的質素な生活をしながらも、節約一本やりではなく、趣味など自分の拘っているところには、しっかりお金を使いています。
正直、我が家とあまりにそっくりなので、当ブログを読まなくても、これ1冊を読めばいいと思ってしまうほどでした。
本書の、他の類書と異なる一番の特徴は、著者も言うように、「再現性がある」というところです。
この本に出てくる億り人たちの真似をすれば、収入によっては1億は難しいかもしれませんが、余裕のあるお金を貯めることができるでしょう。
5)となりの億万長者──成功を生む7つの法則
4の中でも紹介されてますが、その先達とも言える本で、億万長者紹介本のアメリカ版です。
違いは、著者の顧客ではなく、1万人のアンケートを分析した結果というところです。
ちなみに、私が読んだのは、リンク先の新版ではなく、1997年発行の旧版でした。
アメリカにおけるミリオネアが、意外にも質素な生活をしているという話が紹介されています。
さすがにアメリカらしく、資産を得る手段が、投資ばかりです。
ただ、いくら資産を得て将来の不安がなくなっても、これほどケチケチ生活をしているのでは、あまり夢が感じられないと思いました。
さて、上記の本は、どれも1億円というキーワードで、億万長者を目指した本ですが、番外で2冊を紹介します。
どちらも、内藤眞弓さんというファイナンシャル・プランナーの本で、数値目標に拘らず、生活に心配のないだけのお金を貯めて、精神的にも豊かな生活を送ろうというものです。
6)お金・仕事・家事の不安がなくなる 共働き夫婦最強の教科書(内藤眞弓著 東洋経済新報社刊)
こちらは、市町村のサポートや便利家電など、周囲の環境を上手に利用し、共働きをしながら子育てをして、頑張り過ぎずに生きるやり方を、具体的に解説してあります。
7)お金のプロがすすめるお金上手な生き方 -保険や投資で暮らしは守れない(内藤眞弓著 コモンズ刊)
こちらは、世の中の情報に惑わされず、保険や投資に頼り過ぎずに、必要なだけの資産をしっかり稼ぐためのノウハウが記されています。
どちらも、実用的な本で、かなりお勧めです。
■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・夜食器洗
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