最近、1億円に関する本を、何冊か読んだので、紹介します。
1)1億円貯める人のお金の習慣(藤川太著 PHP研究所刊)
2)天職を見つけてお金持ちになる 1億円勉強法(石井貴士著 かんき出版刊)
3)年収300万円の人の悪習慣 年収1000万円の人の良習慣 年収1億円の人のすごい習慣(金川顕教著 サンライズパブリッシング刊)
4)となりの億り人 サラリーマンでも「資産一億円」(大江英樹著 朝日新聞出版)
5)となりの億万長者──成功を生む7つの法則(トマス・J・スタンリー, ウィリアム・D・ダンコ著 早川書房)
尚、「サラリーマンの目から見た蓄財」という視点で読んでいるので、自営業の人などが読めば、また違ったものが得られるかもしれません。
1)1億円貯める人のお金の習慣
1億円貯める人は、長財布を持つとか、玄関にプランターを置かないとか、GWに旅行に行かないとかいった記事を、雑誌に連載している人の本なので、面白半分で読んでみたのですが、それほど変なことは書いてありませんでした。
まず、1億円の出所を、先祖の資産、節約、(不動産などの)投資、(事業家などの)高収入の4通りに分け、それぞれの特徴を記してあります。
我が家はこれで言うなら、節約タイプに当たるでしょう。
共働きのおかげで、普通のサラリーマンよりは高収入ですが、事業家とは比較になりません。
節約タイプは、損をするのが嫌いなので、投資が下手というのには、頷いてしまいました。
自分がどのタイプで、どうやってお金を貯めるか考えるのには、役立つと思います。
ただ、最後にやはり、傷んで汚れた財布は家計が乱れている証拠とあったのには、笑ってしまいました。
2)天職を見つけてお金持ちになる 1億円勉強法
お金を儲けるためには、学校の勉強などではなく、儲けるための勉強が必要であり、天職を見つけることで、お金持ちになれるとしています。
残念なことに、儲けるための勉強のやり方や、どのようにして天職を見つけるかについては、何も書いてありません。
何しろ、著者は、元アナウンサーですが、行き詰まっていたときに、占い師に、本を書くようにと勧められ、それが当たって今の地位を得たそうです。
というわけで、成功するためには、スピリチュアルの師匠が必要というところで、完全に引いてしまいました。
これでは、著者の本を読んだり動画を見て、お金持ちになるというのは、難しそうです。
3)年収300万円の人の悪習慣 年収1000万円の人の良習慣 年収1億円の人のすごい習慣
年収を、300万円の人、1000万円の人、1億円の人に分け、それぞれの習慣を評しています。
資産1億円ではなく、年収が1億円という人の話で、かなり桁が違います。
サラリーマンで、蓄財をする人には、縁のない話です。
また、当ブログで何度も言っているように、年収1億円の人の真似をすれば、1億円を得られるわけではなく、原因と結果が逆です。
実際、読んだ感想としては、自慢話ばかりという感じで、具体的に得るものはありませんでした。
(この項、続きます)
■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・昼食器洗
・夜食器洗