というわけで、私が片付けをすることは、ほぼ最初から決まっていました。
最初は、手で洗っていましたが、妻の強い推薦で、食器洗い乾燥機(食洗機)を買ったら、まさに感動ものでした。
何しろ、洗剤をつけて洗って、また水洗いをして、拭いて、乾くまで籠に入れてというのを、全部やってくれるのです。
空いた時間、TVを見ることもできますし、家族と話もできます。
こんな便利なものなのに、なぜ、日本での普及率が30%そこそこしかないのか、理解に苦しみます。
少なくとも、共働きの家庭には、必需品と思えます。
ただ、実家でも、強く勧めて母親に買わせたのですが、あまり使わずに廃棄になってしまいました。
使った食器を、溜めておくことをしないので、毎食後、手で洗った方が早いということでした。
他には、うるさいのと、食器によっては入らないので、結局、二度手間になってしまうというのもあったようです。
慣れ親しんだ習慣を変えるのは、なかなか難しいようです。
また、家事に限らず、女が楽をするのは、気に入らないというお国柄もあるのでしょう。
OL進化論21巻の86頁にありますが、何しろ昔は、お湯を出して食器を洗うだけで、楽をしているとか、贅沢だとか言われていたようです。
kc.kodansha.co.jp 家事は、一つ一つ自分の手でやることで、愛情が込もるものだという、教育というか思い込みが染みついています。
「昔に比べれば、電化製品が行き渡って、家事はこんなに楽になったのに、今の女性は、男にも手伝えと文句ばかりだ」という人もいるようです。