前日の記事では、まずは、定年後に毎年いくらのお金を使うかを、概略で算出しました。
その額を、年金を受給する年齢まで毎年使うことにすれば、必要な貯金額の固定費がわかります。
その上で、例えば老人ホームに入るための頭金として2千万円とか、自動車に3百万円とか、家の修理に5百万円とか、突発的に発生する変動費を加えます。
老人ホームや介護に、いくらかかるか見当もつかないと思うかもしれませんが、訪問してみれば、頭金から普段の費用まで見積もってくれます(しばらく勧誘が来たりしますが……)。
以上のようにすれば、定年後に必要な金額がわかるので、それだけの貯金があるかどうかによって、早期リタイアが可能かどうかを判断することになります。
尚、以上のような出費予定に見落としがないかは、ファイナンシャル・プランナーに相談することを、お勧めします。
尚、どちらか(特に夫)が先に死ぬ場合のことも、検討しておく必要があります。
夫婦2人が妻1人になったからといって、生活費は半分にはなりませんが、年金の受給額は、下手をすると半分くらいに減るはずだからです。
夫婦で75歳まで生きた場合とか、80歳まで生きた場合とか、様々な場合を検討するのは、まさにエクセルの得意とするところです。
我が家の場合は、60歳の時点で1億円を貯められたことと、共働きなので年金がもう少し多いことから、思いきって会社を辞めることができました。
それでも、コロナで楽しみにしていた旅行に出かけられなくなったことといい、円安や戦争によるインフレといい、思いがけないことばかりです。
一度、会社を辞めてしまえば、お金を稼ぐのは大変です。
何が起きるかわかりませんので、資金計画には、かなり余裕をみておくことを、お勧めします。
ただ、早期リタイアするかどうかはともかく、こういった形で老後の資金計画を検討しておくことは、決して無駄にはならないと思います。
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■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
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