1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

毎日、一汁一菜で満足か?

 

 朝食は、トースト1枚(6枚切り180円、1枚30円)とか、少なめになるとしても、バターをつけたり、コーヒーや牛乳も飲むことを考えれば、どうやっても100円程度はかかる。
 1日の食費が、1人あたり5百円だから、夕食は250円ということになる。
 牛肉は、余程大量にでも買わない限り、100グラム200円以上するし、魚も、1枚の切り身が200円程度はする。
 従って、牛肉と魚は食べられない計算になり、毎日、鶏か豚となる。
 ちなみに、今どき鶏や豚も、100グラムで100円を切るものは珍しい。

 もちろん、ビールなどは無理であり、どうしても飲みたければ、安い焼酎を一升瓶で買ってお湯割りにでもして、1日1杯程度、ちびちび飲むことになる。


 外食も、牛丼くらいが関の山だ。
 ちなみに、外食というのは、価格のうち材料費が30%程度だそうだ。
 なので、少なくとも、3倍のお金がかかることになる。

 

 こういう食生活であれば、4人で3万円というのは論外としても、2人で3万円は、実現できなくもないだろう。

 だが問題は、ともかく野菜が、壊滅的に足りないということだ。

 上の昼食の例でも、野菜は小松菜だけである。

 

 人の身体は、肉や炭水化物が少なくても、何とかなるが、野菜を取らずに生きていけるようには、できていない。

 ところが、野菜は他の食物に比べると、お腹がふくれない割には、高い。

 飢餓感を覚えない範囲で、食費を節約しようとすると、どうしても炭水化物と糖分を多く取ることになるのである。

 

 以前、節約に節約を重ね、手取り24万円で、4年10ヵ月かけて2千万円を貯めたと称する人の記事を取り上げた。

chotiku.hatenablog.com

 この人の節約術は徹底していて、1日1食しか食べずに、食費をとことん節約しているらしい。
 だが、人間は、野菜をとらないわけにはいかないのと同様に、1日1食で健康的な生活を送れるようには、できていない。

 恐らく、遠からず栄養失調で病院にかかって、医療費が、かえって高くつくことになるのではと、他人事ながら心配になってしまうのである。

 

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