1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

【老後の資金計画】我が家は、どうやって早期リタイアの可否を検討したか(前編)

 エクセルを使えば、早期リタイアが可能かどうかをはじめとして、老後の資金計画を立てられるという話をしたので、実際にどうやるかを紹介してみます。

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 まず、会社を辞めたら、夫婦2人で年間いくら使うかを、見積もります。

 我が家の場合、夫婦2人で年に5百万円あれば、贅沢はできなくても、さほど不自由のない生活を送れるという見通しを立てました。

 そして、健康寿命の平均が75歳前後であることから、75歳までは5百万円、それ以降は、それほど動き回れないだろうから、月30万円の12ヵ月分で360 万円と仮定しました。

 なお、この額がわからなければ、資金計画も何も立たず、早期リタイアできるかどうかなども全くわかりません。

 なので、家計簿をつけるなり、預金通帳から合計するなり、概算するのが最優先になります。

 

 さて、60歳で会社を辞めたとして、年金受給開始の65歳まで年に5百万円ずつ使っていくと、2千5百万円が必要になります。
 65歳からは、年金をもらえばいいと思うかもしれませんが、65歳から受給開始すると、夫婦の年金額の平均は、わずか年間240万円程度にしかなりません。

 しかも、そこから15-20%くらい引かれるため、手取りは年間200万円そこそこです。

 これでは、とても足りません。

 正確な年金受給額は、ねんきん定期便でないとわかりませんが、余程の高給取りでないと、それほど差はないはずです。

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 年金を、75歳以降の生活費の目安である、年間360万円にまで増やすためには、受給開始を、75歳まで繰り下げる必要があります。
 つまり、60歳から75歳までの15年間、年金なしで貯金を取り崩して過ごすことになり、これには、5百万円に15年をかけた、7千5百万円が必要な計算です。

 

 もちろん、75歳までの間、年間5百万円も使わないという家庭は、もっと少ない預金で早期リタイアすることが可能です。

 或いは、繰り下げを70歳までにして、足りない年金分を貯金で補うというプランも、ありだと思います。

 

 ただ、何度もこのブログで言っているように、いつまで生きられるかは、誰にもわかりません。

 貯金は、使えばなくなっていきますから、次第に手持ちのお金がなくなっていくのを見ながら、いつまで自分が生きるのかを考えるのは、辛いものだと思います。

 なので、年金は可能な限り繰り下げ支給して、余裕のある暮らしを実現することを、お勧めします。

(この項、続きます)

 

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■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・昼食器洗
・2人分の夕食作り(豚汁)