過去のブログにも書きましたが、キャッシュレスにより、銀行からお金を降ろす手間が不要になり、財布の残金を気にせずに、買い物ができるようになりました。
便利ということは、お金を使いやすいということです。
逆に考えれば、現金を使っている方が、不便な分だけお金を使いにくい、即ち、貯金が貯まりやすいということになります。
どうしても、買わなければならない物を買うのは、現金でもキャッシュレスでも構いません。
ですが、手持ちのお金が充分なかったら、グレードの一段下がるものを買ったり、余分なオプションをつけなかったりするのではないでしょうか。
キャッシュレスだと、この制約がありませんから、どうしても、気がつくとお金を使ってしまっているのです。
これを裏付けるデータも、あちこちに転がっています。
上の調査では、カードだと、現金の1.7倍も、多く使ってしまうとあります。
1.7倍ということは、70%増しです。
実際の消費では、ここまで無駄遣いをするとは思えませんが、抵抗感が少ない分、浪費に繋がるのは、間違いありません。
キャッシュレス派の方々は、ポイントがつくからお得だと主張しますが、ポイントは、いくら貯まっても、3%くらいのもので、浪費額とは比較にならないほどの少なさす。
浪費して、ポイントで取り戻すよりも、そもそも無駄なお金を使わないほうが、貯金が貯まるのは、当然のことです。
もちろん、いずれは、キャッシュレス社会が来るのは、間違いないでしょう。
ですが、それまでは、不便を忍んででも、なるべく現金を使っておいたほうが、無駄遣いをしなくてすむのは、間違いありません。