・株は、安いときに買って高いときに売ればいいので、こんな楽な金儲けはないように思える。
・始める前は、自分は他人よりも頭が良くて、変な欲をかき過ぎないから、ほどほどに成功すると思って始めるが、結果は、成功した人よりも失敗した人が多い
・投資をする人間は、大抵、自分に才能があると信じるものだが、投資を行なう前に、才能の有無がわかることはない。
・投資で成功した人は、運が良いばかりの人もいるし、努力と才能があって、それが運と結びついた人もいる。
・だが、運が悪いのに、努力と才能だけで成功した人はない。
・本人は、才覚で成功したと思い込んでいるが、時代が違えば、成功できなかったかもしれない。
・成功した人の話は、本になっており、失敗した人の話は、ネットに載っている。
・成功した人より、失敗した人の話を聞いて、同じ轍を踏まないようにした方が、ためになる。
・不動産投資は、現物を相手にするだけに、かなりの目利きが必要であり、失敗を繰り返すことに耐えられる(金銭的にも精神的にも)人が残る。
・家賃保証契約は、建物の価値が下がってくるに従い、家賃が下がっていくことが多いから、あてにしてはいけない。
・相場の格言は、しょっちゅう変わる。
・コツコツ貯めているだけでは、大儲けはできない。
・若い間にコツコツと貯めて、チャンスを掴んで、乾坤一擲の大勝負に出た人だけが、成功している。
・乾坤一擲の大勝負とは、リーマンショックのときに、株を大量に買ったりすることを言う。
・後からしてみれば、なぜ、同じことをやらなかったのだろうと悔やみ、今度チャンスが来たらと、虎視眈々と狙う。
・だがそれは、現代で言うなら、いつ終わるとも知れないコロナの真っ最中に、居酒屋や旅行会社の株を買うようなもので、大損の可能性が高く、生半可な覚悟と資金で、手を出せるものではない。
・成功したのは、ほんの一部の人だけで、その陰には、大なり小なり失敗した、無数の人たちがいる。
・損をするのが、嫌いな人は、投資には向かない。
・投資は、貯めたお金のうち、損しても構わない分だけを回すこと。最悪でも、衣食住に、支障のない範囲内で行なうこと。
・借金やレバレッジで投資を行なうと、無一文どころか、一生かかっても返せない借金を背負うことになりかねない。
・人にアドバイスをしない。当たっても、さほど感謝されないし、外れたら恨みを買う。
・人が、ある銘柄を勧めるとしたら、自分もそれを買っていて、皆が買うと自分が儲かるからという可能性が高い。
(もう少し、続きます)