このブログのタイトルは、「1億円貯めて、60歳で会社を辞めました。」となっています。
横道にそれることもありますが、平サラリーマンだった私が、どうやって1億円を貯めたかを説明する内容が、メインとなっています。
1)天引き預金をして降ろさない。2)共稼ぎをする。というやり方で、達成したのは、これまで書いてきた通りです。
これらの貯金は、マイホームを買うとき以外は、殆ど降ろしていません。
従って、海外旅行に行ったり、車を買ったりするときのために、別に貯金をしなければなりませんでした。
ローンなど、先に使ってから貯めるという考え方は、「やってはいけない」というのは、説明した通りです。
私の場合は、賞与と残業手当の一部を、こちらに回しました。
ですが、時代は変わってきています。
かつては、賞与も残業手当も、ほぼ計算できるものでしたが、今後はそうもいかなくなってきました。
コロナの前から、企業は、業績をより厳しく反映した、賃金体系になっていました。
かつて、年功序列で右上がりだった給与は、今や、出世しない限り上がらなくなっています(公務員を除く)。
業績が良くなったときだけ賞与を上げることによって、社員に利益を還元し、悪くなると遠慮なく下げてきます。
それが、コロナでいっそう顕著になりました。
加えて、働き方改革などもあり、残業手当も、どんどん減らされていく傾向にあります。
では、どうすれば貯金ができるか。
何度も言うように、余ったお金を貯金するというのは、不可能です。
お金はあっただけ使うもので、まず余らないからです。
また、闇雲に節約しようとしても、ある程度固まったライフスタイルが、それを許してくれません。
かえってストレスが溜まり、その解消のために浪費をするといった、悪循環に陥りかねません。
このジレンマを解決する手段として、「消費税分を貯金する」というアイデアを考えてみました。
(この項続きます)