さて、喫煙を正当化することを諦めない飯島氏は、次の手として、煙草が、コロナの感染防止に効くと言い出しました。
あちこちの論文を挙げて、その証拠にしていますが、「煙草を吸うと、コロナにかかりにくいが、一度感染したら重症化する」というのは、常識的に考えて、おかしいと思わないのでしょうか。
どうもこれらは、煙草会社からお金をもらった、御用学者が書いた論文のようで、どんどん取り下げられています。
http://www.jstc.or.jp/uploads/uploads/files/essay/20210618NICOCHIN.pdf
下の養老氏も、喫煙擁護で有名です。
しかしながら、何度も言いますが、煙草は成年であれば、法律で禁止された薬物ではありません。
排泄をトイレでするのが決まりのように、限られた喫煙所で、決められた時間に吸うのであれば、誰もここまで、目くじらを立てません。
いつでもどこでも、見境いなしに吸う上、副流煙の害も顧みず、吸い殻の始末もまともにしないから、どんどん立場が悪くなっていくのです。
喫煙者がどう思おうと、現在の日本は、海外に比べて、煙草の規制はかなり緩い状態です。
両氏が言うように、喫煙者が迫害されているなどというのは、依存症患者の被害妄想に過ぎません。
海外旅行に行ったとき、煙草のパッケージを見て、ショックを受けました。
海外では、パッケージに、煙草の害を画像で表現することが強制されています。
news.yahoo.co.jp 日本もこのようになると、困るのは喫煙者自身のはずです。
おまけに、なまじっか立場があって名の知れた人が、上のように科学的に間違ったことを声高に唱えます。
本人は、気持ちがいいかもしれませんが、他の喫煙者の方々は、どうでしょう。
「よく言ってくれた」と溜飲を下げるよりも、「わざわざ平地に乱を起こして、ますます肩身が狭くなるより、ひっそりとでいいから吸わせてくれよ」と思っているのではないでしょうか。
(長々と続きましたが、この項はここで終わりです)