1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

風呂は、健康効果があるどころか、本当は害があるのではという仮説

 


 日本では、温めた湯に入る、入浴の効果が、あちこちで語られている。
 その最たる効果は、無重力に近い状態となり、かつ、満遍なく水圧をかけられることによって、リラックスして疲れが取れるというものである。
 身体の芯から温まることで、血行が良くなり、冷えが消えるというものもある。

www.city.osaka.lg.jp

 ところが、世界に目を向けると、実は、温めた湯に入っている民族は、そう多くはない。

ja.wikipedia.org

 テルマエ・ロマエヤマザキマリ作)によれば、現代日本人と古代ローマ人は、世界の歴史の中で、入浴好きの筆頭だそうだ。
 ということは、日本人は現代の世界で、最も入浴を好む民族ということになる。
 現代世界における、大半の人々は、湯に浸かるのではなく、湯をかぶるシャワーを使っているのだ。

 

 では、日本人は、入浴によって、世界の人々よりも、健康状態が格段に良くなっているのだろうか。
 とてもそうは思えない。
 どちらかと言えば、外国人に比べて、日本人の方がいつも疲れているという気がする。
 「疲れた」とか「肩がこった」とかは、しょっちゅう聞くし、街のあちこちに、これほどマッサージやら整体やらがあるのは、日本くらいではないだろうか。

 

 (実は、↑のあたりは、過去にも書いていたことを、後で気がついた)

chotiku.hatenablog.com

 ここからが、本稿のオリジナルな意見になる。

 

 入浴の習慣のない外国人に、無理やり入浴させても、あまりリラックスはしなさそうである。

 ということは、入浴の効果と称されているものは、単なる思い込みなのだろうか。
 だが、日本人であり、日常的な入浴習慣のある筆者の場合、入浴すると気分がリラックスし、疲れが取れているのは、間違いない。
 決して、単なる思い込みではないと思う。

 ということは、入浴を常日頃の習慣としている人だけが、入浴によって恩を蒙るということになる。


 話がいきなり飛ぶが、ここで筆者が連想したのが、煙草に含まれる、ニコチンの依存症だ。
 喫煙者は、煙草を吸わないでいると、ニコチンの禁断症状によって、集中力をなくし、イライラする。
 煙草を吸うと、ホッとしてリラックスし、集中力が戻ってくる。
 実は、ニコチンの禁断症状によって起きたマイナス分を、ニコチンを供給することによって取り戻しているだけなのだ。
 麻薬患者や、アルコール依存症と同じであって、決してニコチンがプラスに働いているわけではないのである。

chotiku.hatenablog.com

 入浴の習慣というのは、もしかすると、それと同じではないだろうか。
 普段から入浴をすることにより、我々の肉体と脳は、入浴が前提の状況に慣れきっている。
 そのため、1日でも風呂に入らないと、すごく落ち着かない気分になって、疲れてしまうのだ。
 入浴で疲れが取れるというのは、プラスの効果があるのではなく、入浴を抜いたことによる疲労感によるマイナス分を、取り戻しているだけなのではないだろうか。

 

 この仮説を、誰か、ちゃんと調べてくれないかと思っている。

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 定年後の暮らしへ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ