最近、資産形成に関する、2冊の本を読みました。
『ジェイソン流 お金の増やし方 厚切りジェイソン著、ぴあ』
『33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由 井上はじめ著、新潮社』
60歳でやっと1億円を貯めた私とは違い、30代半ばにして、わずか10年そこそこの投資によって、1億円以上の資産を作ることに成功した人たちの、体験談です。
どちらも、かなり話題になっており、マスコミなどでも取り上げられています。
2人に共通しているのは、外国株(ジェイソン氏は米国、井上氏は世界)のインデックスファンドに、長期・分散・積立投資をしているというところです。
インデックスファンドは、初心者向けで、かつ、損失の可能性が非常に小さい投資方法として、最近、話題になっています。
バブル崩壊から、リーマンショック、アベノミクスなど、様々な株価の上下動を乗り越えて、長期投資で確実な利益を得ているのは、これしかないような雰囲気です。
そして2人とも、(日本人としては残念なことですが)今後成長があまり期待できない日本株ではなく、外国株に、投資を集中させています。
インデックスファンドを推薦している類書は多数ありますが、紹介だけで終わっているものが大半です。
特に、外国株というと、日本人にとっては言葉の問題などあって、敷居が高いです。
かといって、証券会社の窓口で申し込むと、利益がふっ飛ぶどころか、マイナスになるような手数料を取られることもあります。
そこで、2人ともネット証券を使っていますが、これもまた、素人には敷居が高いものです。
そこを、両書では、スマホの画面などを使って、いかにファンドに申し込むかまでを、詳細に説明しており、初心者にも、すぐ真似ができるものとなっています。
今後、2人の投資方法の違いなどについて、しばらく書いていく予定です。