また性懲りもなく、年金の繰り上げ受給を勧める記事が、「現代ビジネス」に出ていました。
元は、雑誌版の「週刊現代」の特集記事のようです。
以前に、同じ「現代ビジネス」に掲載された、森永卓郎氏の『年金を「75歳」から繰り下げ受給すると、逆に「大損」するかもしれないワケ』に対し、繰り上げ受給をしてはいけない理由について述べました。
年金というのは保険であって、老後の安心を買うものです。
生命保険も、あくまでもいざというときの備えであり、損得を争うものではありません。
損得で言えば、生命保険会社が、必ず得をするようにできており、一般人に勝ち目はないのです。
そのことを理解せずに、住民税や社会保険料を取られるのが嫌だといった、一時の損得感情で繰り上げ受給をしてしまうと、一生、後悔した人生を送ることになりかねません。
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