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【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

選択肢が、パナソニックしかない弊害

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 食洗機は、このように、洗って乾かしてを一手に引き受けてくる、大変便利な機械です。


 我が家では1日2回稼働し、恐らく冷蔵庫に次ぐ働き者です。
 それだけに、10年に1度くらいの割合で壊れ、今の機種は3代目になります。


 ただし、問題もあります。
 現在の日本では、卓上型では、パナソニックほぼ一択となってしまっているという点です。

kakaku.com 普及率が30%を越えないということで、あまり売れず、メーカーが次々撤退してしまったようです。


 結果、競争力が低下し、消費者のニーズに応える製品でなくなってきています。
 開発方向が、消費者にアピールしやすい、機械のスリムさと食器の収納個数ばかりに、向いているように感じられます。


 洗濯機と違って、食洗機は、食器を決まった場所に設置しなければなりません。
 従って、いかに、多くの食器が入るかというのが、食洗機の能力の一つになります。


 ところが、このときの「食器」というのは、何でもいいわけではなくて、「日本電機工業会が定める自主基準」とやらで決まっています。


 メーカーは、基準の食器が、○○点入りますと宣伝していますが、実際に私たちが使っている食器は、大きさや深さが様々です。
 なので、皿が少し大きかったり、茶碗が少し深かったりするだけで、うまく収まりません。


 しかも、必ず茶碗や湯飲みが、設定通りの個数になるわけでもありません。

panasonic.jp 例えば、湯飲み用に6つのスペースがありますが、湯飲みを2つしか使わない場合、そこには何も入れられません。
 皿を固定するピンは、角度がかなり斜めを向いているため、タンブラー等を垂直に立てることもできません。


 何より、包丁を入れると、その脇には、我が家にある食器は何も入れられません。

 一言で言うと、融通が効かないのです。

 前に使っていた、S社の製品は、そのあたり、よく考えられていました。
 棚を移動することにより、さまざまな大きさの食器を、入れることができました。

 カタログ的には、パナソニックよりも洗浄個数は少なかったかもしれませんが、我が家のニーズには合っていたのです。


 パナソニックが悪いというのではありませんが、他の選択肢がないというのは、やはり不便なものです。