1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

かつてアメリカにも、ターザンの作者による、異世界モノがあった



 最近の出版業界は、猫も杓子も、異世界モノが大流行りです。
 大抵は、平凡な日本人の主人公が、交通事故などで死に、気がつくと、西欧中世風の異世界で転生していることに気づきます。
 そこでは、文明がかなり遅れており、元の世界では平凡でしかなかった主人公の能力・知識でも、非常に優れた人材として重宝がられ、ヒーロー(ヒロイン)になることができます。


 現世で死んで転生するのではなく、魔法などの力で、異世界に転移する例もあります。
 さらには、現代の知識を生かすのではなく、転移や転生の際に、女神などからチートと呼ばれる優れた能力を、与えられることもあります。

 

 実は、このようなジャンルの作品が、かつてアメリカでも、流行したことがありました。
 その嚆矢となったのが、エドガー・ライス・バローズという作家の著わした、『火星シリーズ』です。
 バローズは、映画で有名になった、『ターザンシリーズ』の原作者でもあります。
 第1作『火星のプリンセス』(1917年)は、南軍の騎兵大尉ジョン・カーターが、なぜかいきなり火星に転移し、そこでヒーローとなる話です。
 この作品は大ヒットし、バローズは、次々と続編を書きました。
 出版業界が、柳の下の泥鰌を狙うのは、洋の東西を問わず、さまざまな作家が類書を書いて、異世界モノは一大ブームとなりました。
 そのジャンルを称して、「バローズタイプ」と呼びます。

 

 アメリカのバローズタイプが、日本の異世界ものと異なるのは、主人公が、現世において、まぎれもない快男子であったことです。
 例えば、ジョン・カーターは、彼の甥によって「男の中の男であった」と呼ばれるほどの人物でした。
 もちろん、火星の低重力で、その能力が増幅されたことは間違いありませんが、活躍のかなりの部分は、彼が、本来、有していた力によるものです。

 これに対して日本の異世界ものの主人公は、殆どが、文明の差による知識のギャップや、女神から与えられたチート能力によって、活躍しています。
 言うなれば、完全な、他力本願です。
 そのあたり、アメリカと日本の民族差が出ているというか、日本の場合は、ちょっと情けない気もしています。
 何しろ、努力しない「ありのまま」でも、場を与えられれば、ヒーローになれるかもしれないという、宝くじに当たるような僥倖を期待しているのですから。
 考え方を変えれば、「誰でも」というあわよくば感が、ヒットの理由だったとも言えるでしょう。

 

 そんな日本の異世界モノにおいて、最近増えてきたタイトルが、貴族の家の、跡継ぎではない弟などに生まれて、のんびり暮らすというものです。
 或いは、田舎で領主をしたり、農作業をして、スローライフを満喫するというものもあります。


 これらのタイトルを見ていると、現世の日本人が、いかに疲れているか、わかるような気がします。
 つまり、あくせく働くのはもうこりごりで、人に使われることなく、それでいて衣食住の心配をせずに、ひたすらのんびり暮らしたい、という哀しい心境が、透けて見えるような気がするのです。

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・夜食器洗

マリウポリかマウリポリか

 

 ウクライナの、東部の都市マリウポリを、ロシア軍が激しく攻撃しています。

 この記事が公開されるときには、既に陥落しているかもしれません。


 この「マリウポリ」という都市の名前が字幕や新聞で出てくると、なぜか、「マウリポリ」と読んでしまいます。
 語呂がいいせいでしょうか。

 

 もしかすると、日本人は、母音(ここではイの音)を繰り返すのを、語呂がいいと感じる癖があるのかもしれません。

 というのも、「オリガルヒ」も、「オルガリヒ」とよく間違えるからです。


 妻に言うと、「おかげでニュースを見ても、マウリポリだかマリウポリだか、わからなくなってしまった」と、責められてしまいました。
 ところが、この読み間違えは、私だけではないようで、検索すると、結構な数のページが出てきます。

www.google.com

 確か、アイザック・アシモフの「黒後家蜘蛛の会」シリーズに、こういう、文字を入れ替える間違いの話が載っていたのではないかと思い、調べてみましたが、どうしても見つかりませんでした。

 

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・昼食器洗
・夜食器洗

妻、食べる人



 1回目は、こうしてうまくいったのですが、2回目は、天気が悪くて買い物に出かけるきになれず、冷蔵庫の中にも食材がなくて、レトルトカレーになってしまいました。
 それでも、妻は文句を言うどころか、感謝して食べてくれました。

 週に1回でも、自分でメニューを考えたり材料を揃えたりしなくていいだけで、すごく楽だそうです。
 普段、料理をしない夫に、料理を作らせるには、やはり妻の感謝が一番大事です。

 

 3回目は、これも簡単な、豚キムチになりました。
 豚肉を炒めておき、後からキムチを入れるだけなので、炒め物の中では、一番楽なほうだと思います。

 

 4回目は、鶏肉のカシューナッツ炒めでした。カシューナッツを入れ忘れて最後に入れたり、色々ありましたが、何とかなりました。

 

 5回目は、ソーセージ野菜炒めでしたが、これは失敗。
 卵を炒めるといいとあったので、ソーセージを炒めて出した後に、フライパンに卵を入れ、その上から野菜を入れたら、卵が焦げて豆腐のようにスが入ってしまいました。
 卵は、一度取り出して、野菜を炒めるべきでした。
 また、野菜の量が多過ぎ、フライパンでうまくかき混ぜられなかったのも、敗因でした。

 

 6回目は、昨日でした。

 鶏の唐揚を作る予定でしたが、手羽先が買ってあるというので、これを焼きました。

 グリルでほぼオートで焼くだけと、楽だったので、味噌汁とサラダを作る余裕がありました。

 

 さて、夫は褒めて伸ばせと言いますが、これは正解だと思います。
 我が家でも、妻が褒めて感謝してくれれば、また、頑張って作ろうという気になります。

 ただし、子供を作ったら、そんな余裕はないのではと思います。

toyokeizai.net


 子供ができたら、夫が変わるというのは、幻想のようです(もちろん、変わる人もいます)。
 夫のしつけは、子供を作る前、できれば新婚早々に、しっかり行なっておいた方が、後が楽のようです。

 

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・洗濯
・昼食器洗
・風呂掃除
・2人分の夕食作り(手羽先・サラダ・味噌汁)
・夜食器洗

夫、作る人

 4月に入ってから、妻と話し合って、週に1回、2人分の夕食を作るようになりました。
 最初は、ものすごく緊張して、失敗したらどうしようかと、1週間前から、そのことばかり考えていました。


 生まれて初めて、料理を作るわけではありません。
 昼食は、時々作っていましたし、夕食も、妻がいないときには、作っていました。

 ですが、2人分というのは、結構プレッシャーです。
 失敗すると、リカバリーが難しいのと、相手の反応が気になるからです。


 これが、自分の分だけなら、どんなものを作っても、何とか食べられます。
 極端な話、作ったものは捨てて、レトルトカレーでも食べることができます。
 ですが、人に食べさせるとなると、出来上がりのタイミングや盛りつけなど、余計なことまで、考えなくては行けません。

 

 また、夕食よりも昼食の方が、作るのが楽です。
 昼食のメニューは、さほど凝ったものを、作る必要がありません。
 以前にも説明したように、干物や鮭などのおかず1品と、ご飯と、味噌汁で何とかなります。
 それに、お昼に食べられなくても、少し遅くなってから食べればいいと、気持ちに余裕ができます。

 できれば最初は、妻が外出したりした昼間にでも、自分だけの分を作って、慣れていくのがいいと思います。

 

 初回のメニューは、ともかく慣れた料理が一番ということで、チキンカツにしました。
 揚げ物というのは、外食でもよく食べますから、イメージが頭の中にあって、作るのが比較的楽です。
 キャベツと味噌汁でも添えれば、立派な一品料理になります。
 油の温度と揚げる時間を、しっかり管理すれば、そう大きな失敗にもなりません。
 とはいえ、今回は、肉が厚過ぎたらしく、中心に赤いところが残ってしまい、最後はレンジでチンしましたが……。

(この項、続きます)

 

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・昼食器洗
・夜食器洗

パンツは、少なくともバスタオルよりも、汚れている



 (前回のラストで忠告しましたように、尾籠な話になりますので、読むのをやめるなら、今のうちです……)

 

 

 

 

 

 


 男性ならわかると思いますが、小用を足すときに、一々、先端を洗ったり拭いたりすることは、まずありません。
 結果、いくら綺麗にしたつもりでも、ズボンにしまったときに、多少の尿が、パンツに必ず付着します。
 朝、尿で汚れたパンツを、ずっとそのままにしておいた場合、夕方になれば、恐らく、バスタオルの比でないほどの雑菌が、繁殖するのではないでしょうか。
 だとすると、健康を守るためには、替えのパンツを会社に持っていき、毎日昼頃に、穿き替えなければならないことになります。

 

 これは、大の後でも同様です。

 ウォッシュレットがあると言うかもしれませんが、石鹸で洗った身体を拭いたタオルでさえ、気になるのです。

 水洗いしたくらいでは、洗い残しがないとも限りません。

 その残滓が付着したパンツを、1日穿いていたら、汚染度合いはさらにひどくなります。

 

 最後は、馬鹿馬鹿しい話になりましたが、何が言いたいかというと、清潔だ不潔だという話は、現実の世の中であんまり拘っても、仕方がないのではないかということです。

 コロナ対策にも言えますが、本人は、一所懸命になって、理屈に合ったことをしているつもりでも、結構、抜けがあるものですから。

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・洗濯
・トイレ掃除
・昼食器洗
・風呂掃除
・夜食器洗

俺のバスタオルは、誰が洗うんだ

 ずいぶん前に、ネットだか新聞の投書だかで、30代くらいの男性が、バスタオルについて書いた投稿を読みました。
 常に、清潔なバスタオルを使いたいから、毎日取り替えたいのに、会社の同僚に、「地球環境にも良くないから、数日おきにしたほうが良い」と言われたそうです。

 

 「洗濯 と CO2」=タオルの洗濯を通して、地球温暖化を考える=

 

 投稿者は、「風呂で身体を洗っても、多少は汚れや雑菌がついているから、それを拭くと、バスタオルに汚れや雑菌がついてしまう」、「そのままにしておくと、次に拭くときに身体が汚れて、健康に良くないから、どうしても毎日取り替えたい」と主張していました。

 

 環境を気にするか、健康を気にするかは、人それぞれだと思うのですが、気になったのは、毎日取り替えたバスタオルを、誰が洗濯するかということです。
 まさか、毎回、クリーニングに出しているとは思えません。


 投稿者が独身であれば、自分で洗濯することになります。
 バスタオルだけで、週に7枚を洗濯しなければなりません。
 週に2回程度の洗濯なら、1回に3,4枚を洗濯することになり、それだけで、なかなかの分量です。
 果たして、仕事がある男性が、そこまでやれるでしょうか。


 実家に住んでいれば、母親がやってくれるのかもしれませんが、結婚したら、誰が彼のバスタオルを洗濯するのでしょう。
 共働きの家庭では、とてもそこまでは、手が回らなさそうですし、専業主婦の奥さんであっても、なかなか、大変な仕事になりそうです。

 子供がいたら、尚更です。

 ちなみに、我が家では、洗濯は私の仕事ですが、バスタオルを週に7枚用意してと言われたら、まず間違いなく、自分で洗濯してねと言います。

 

 しかも、バスタオルだけのことなら何とかなるかもしれませんが、洗った身体を拭いたタオルですら、汚れが気になるこの男性の場合、それだけではすみそうにありません。
  手を拭いたハンカチもハンドタオルも、毎日交換しなければ、気がすまないでしょうし、シャツも、ワイシャツも、スーツのズボンも、毎日、交換が必要でしょう。

 

 そして、最大の問題は、パンツです(ズボンではなく、下着のパンツです)。
 尚、ここからは、尾籠な話になりますので、不快を感じそうな方は、明日は、読むのをやめることを、お勧めします。

(この項、続きます)

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・昼食器洗
・夜食器洗

晩婚を、老後不安の理由にするのは間違い

 この記事の表題は、『老後資金の不安に陥ったワケ』となっています。

 そして、その「ワケ」というのが、「晩婚」のため、子供が大学を出た後にお金を貯める時間がないからだという主張です。

gendai.ismedia.jp

 ですが、それだと35歳を越えて結婚する人は、皆、子供を持たないほうがいいという結論になってしまいます。

 

 38歳と36歳で結婚するまで、夫婦ともに働いていたのだから、二人とも、それなりの貯金はなかったのでしょうか。
 貯金さえあれば、そちらを教育資金に注ぎ込むことができ、老後不安も覚えずにすんだと思うのです。

 結局、若いうちからこつこつと貯金しておくことが、生活を楽に送ることを、助けてくれるということになります。

 

 下のデータからもわかるように、1千万円という年収は、確かに少ない額ではありませんが、決して、「飛び抜けたお金持ち」と言えるほどの額ではありません。
 なので、教育費なども含め、裕福な生活ができると、誤解しないようにしないといけないのです。

gendai.ismedia.jp

 また、年収1千万そこそこで、7千万円のマンションというのは、無理ではありませんが、その他の生活で贅沢をしたいのであれば、高過ぎる気がします。
 頭金が少ないなら、尚更です。

 

 そして何よりも、共働きをやめるべきではなかったということでしょう。
 記事の場合も、妻が働いていれば、その分を、すべて子供の教育費に当てることだって、できたはずです。
 人よりも余裕のある生活がしたければ、ともかく共働きをするに限ります。

 子育ての間は、多少大変ですが、老後の安心感が桁違いです。

www.moneypost.jp

 

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・夜食器洗