1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

エアコンをつけない人に対する解決策とやらが、何も解決できていない件(後編)

 

 とはいえ、ダイキンの担当者にも、問題がないわけではない。

 

 このあと「環境省では、夏は室温・28度を目安にすることを推奨しています。エアコンの機種や設置場所、部屋の大きさや気密性、その時の気候など、環境によって設定温度は変わる可能性があります。温度計を部屋に置いていただき、それで何度か確認していただくと目安になります」と、全然関係のないセリフが続くのである。

 正直、読んでいるだけで、イライラして腹が立ってくる。

 

 そうではなくて、寒過ぎてエアコンを使えないという課題を抱えた人に対する解決策なのだから、『どんな使い方をすれば、寒すぎると感じずにエアコンを使ってくれるだろうか』というものでなくてはならない。
 その回答が、例えば、「温度はさほど低くしなくていいから、扇風機を併用して部屋の温度をかき回す」とか、「カーテンで日光を遮りつつ、足りないところをエアコンで補う」とか、エアコンに頼り過ぎないアドバイスをすれば、「やってみようか」という気になるかもしれない。

 

 ちなみに、記事の後ろのほうに、扇風機の話が載っているが、それはあくまで電気代との絡みでしかない。

 編集部もメーカーも、あくまでも、「電気代」で話を進めたかったのかもしれない。

 

 

 さて、エアコン嫌いな私たち夫婦に言わせてもらうと、現在のエアコンは、吹出口から出てくる空気の温度が、そもそも冷た過ぎる。
 おそらく、10度台の空気が吹きつけており、この風を直接肌に当てると、いても立ってもいられなくなるのである。


 例えば、外気温が35度で、室温が38度になっているとしよう。この場合、25度くらいの空気を吐き出すようにできれば、風を直接当てても、さほど寒過ぎるということには、ならないはずだ。
 エアコンメーカーも、エアコンをつけないのは、高齢者が電気代をけちるからだと、高齢者の責任ばかり追及していないで、そういった身体にやさしい設定のできるエアコンを作ることは、できないものだろうか。

 

 

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