週刊現代に、エアコンが苦手な人でも、身体の痛みなどを感じずに快適に過ごせる方法というのが出ていました。
冷房が苦手な私としては、何か得るものがあるかと思いつつ、あまり期待しないで読んでみたのですが、期待を遥かに下回る、ひどい記事でした。
エアコンの冷えに苦しんでいる人のことを、全く理解していないというか、一方的な決めつけばかりです。
「エアコンの使い方を少し工夫し、冷え対策を行えば夏を快適に過ごすことができる」とありますが、「エアコンの風を肌に直接当てない」、「エアコンの送風口を天井と平行に」など、どれもこれも、昔からやっていることばかりです。
冷風が当たったら寒いに決まっているのですから、風が当たらないようにするのは、当たり前です。
エアコンに苦しんでいる人間は、物も考えられない、○○だと思っているのでしょうか。
さらに後半は、こちらの健康状態が悪いような書き方です。
「冷えによる痛みの元凶は血行不良にある」とあり、マッサージの方法が解説してありますが、「座ったまま、かかとを床につけてつま先を上下に動かすだけ」だそうです。
こんなことで、冷えが解消したら、苦労はしません。
こちらだって、エアコンで冷えた身体を温めるために、いつも足は動かしています。
そもそも、エアコンのせいで血行不良が生じているという時点で、部屋が冷え過ぎということは明らかです。
身体が痛くなるほど冷やして、それをマッサージで温めるなんてことは、どう考えても理屈がおかしいということは、わかりそうなものです。
「飲み物は氷を入れず、常温で飲む」>寒くてたまらないのに、氷を入れた飲み物を飲んでいるとでも、思っているのでしょうか。
常温どころか、熱々のお茶を飲んで、それでも寒いのです。
この記事は、署名記事ではないようなので、編集部の誰かが書いたものなのでしょうか。
周囲の女性社員など、エアコンが苦手な人にでも聞けば、どんな状態かわかりそうなものです。
いつも、読んでいただき、有り難うございます。
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