本来、エアコンは夏の暑さを和らげる、文明の利器のはずですが、私を含め、エアコンが嫌いという人は、結構多くいます。
オフィスの冷房が強過ぎて、長袖を着ているくらいならまだしも、どうしても凌げずに、冷房病と呼ばれるような症状になってしまう人もいます。
外回りから帰ってきたセールスマンが、暑い暑いと言いながらエアコンを最強にし、一日オフィスにいて、冷えに苦しんでいる社員と険悪な空気になるのは、ままあることです。
さて、私たち夫婦を含め、一部(下記事によれば4割近く)の人たちは、なぜこれほどまでに、エアコンを嫌うのでしょうか。
news.yahoo.co.jp 我が家では、昼間のエアコンの設定温度は、29-29.5度になっています。
設定温度を27度にすると、寒くて、とてもその空間にはいられません。
ところが、曇りの日に朝から室温が27度だと、涼しくて快適です。
不思議なことに、エアコンで冷やした空間だけが、不快なのです。
というわけで、エアコンが不快と感じる原因を、推測してみました。
・推測原因の1:湿度
一つには、湿度が関係しているのではないかと、思っています。
エアコンは、その仕組み上、湿度をかなり下げるようにできています。
湿度をほどほどにして、温度だけが下がれば、それほど不快感は覚えないような気がします。
そう思いついたのは、先日、鍾乳洞で涼んでいる親子をテレビのニュースで見たときでした。
中の気温は、何と10度だそうです。
エアコンで10度に冷やせば、ほぼ冷蔵庫であり、いくらエアコンが好きな人でも、そこにはいられないでしょう。
ですが、親子は、半袖で楽しそうに寛いでいました。
それは、鍾乳洞の湿度が、かなり高いからではないでしょうか。
湿度を上げて温度を下げるか、温度を下げずに除湿するか、そんなエアコンがあれば、もしかすると、今よりも快適な夏が送れるかもしれません。
・推測原因の2:設定温度の刻み
我が家で、昔使っていたエアコンは、温度設定が1度刻みでしか、変えられませんでした。
ですが、今使っている機種は、0.5度刻みで変えられるようになっています。
全部がそうだと思ったのですが、各エアコンメーカーのパンフレットを見ていると、まだ1度刻みのものも、結構多いようです。
ちなみに、冒頭の写真のように、0.5度刻みタイプのものは、28.0というように、液晶に、小数点とその下の桁が表示されるようになっています。
設定が1度違うと、かなり体感温度に差が出てきます。
細かく制御できたほうが、身体に楽なのは、間違いありません。
エアコンが苦手な人ほど、0.5度刻みタイプの機種を使う方が、いいように思います。
(この稿、続きます)
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