2021年の、サラリーマンの平均小遣いは、3万8千円だそうです。
かつて、高校生の頃に、1日千円、30日で3万円の小遣いで暮らすサラリーマン生活を揶揄して、千円亭主という言葉が流行ったのを、覚えています。
その頃に比べると、物価は比較にならないくらい、上がっています。
今までずっと小遣い額が変わらないのではなく、経済成長に伴って急増したものの、バブル崩壊を機に、後は下がる一方だそうです。
それにしても、私が昔から不思議に思うのは、小遣いの中に、「昼食代」が含まれているということです。
小遣いというのは、言わば、遊ぶお金です。
これに対して、昼食は、これがなければ死んでしまう、生活の基盤です。
サラリーマンの心身を支える昼食代は、食費として、小遣いとは別に支出されるべきではないのでしょうか。
大都市圏に会社があるサラリーマンが外食をしたら、昼食代はあっという間に千円を越えてしまいかねません。
出勤日が月に20日としたら、それだけで、2万円です。
平均が3万8千円だとすると、残りは1万8千円しかありません。
30日で1万円だとすると、一日わずか600円です。
飲みに行くどころか、コーヒーを飲むのがやっとです。
世界でも働き者とされる日本のサラリーマンが、そこまでお金が自由にならない生活をしなければならないのは、いったい何が原因なのでしょうか。
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