この夫婦は、夫が28歳で、妻も学生時代からのつき合いということなので、同い年くらいでしょうから、就職して約6年がたっています。
世帯年収が900万円に対して、すぐに出せるお金が150万円とは、いくらなんでも少な過ぎます。
どこで、どう使っていたかはわかりませんが、かなり浪費体質の家計だと、想像されます。
家を買うのは、もっとお金を貯められるような体質になってからでも、遅くはなかったというか、そうするべきでした。
ちなみに、いかにお金を貯められない体質かというのは、住宅購入後の支出を見れば一目瞭然です。
まず、保険の支払いだけで3.4万円と、あまりに多過ぎます。
特に、サラリーマンで、収入保障保険に入っている人というのは、まず必要性がなく、殆ど見かけません。
購入時に、ファイナンシャルプランナーに言われるまま、あれもこれもと入ってしまったのが、大きな間違いだと思われます。
コロナで収入が減る前の購入とはいえ、住宅ローンが14万円もあるのに、3.3万円の自動車ローンというのも、無茶です。
車は、維持費もかなりかかりますから、現金で買える程度の価格にしておくべきです。
よくわからないのは、通勤に使っているのに、ガソリン代がかかり過ぎるとありますが、会社から通勤手当が出なかったのでしょうか。
尚、スマホ代も、月に1.4万円もかかっており、格安SIMにすれば、かなり安くなるはずです。
もう一つの教訓は、親の援助が、かえってあだになったところです。
親が、1千万円もの援助をしなければ、頭金が150万円しかなかった夫婦は、身の丈に合う家で、我慢したでしょう。
親は、まず子供たちの金銭感覚を見極め、いざというときに助けられるように、お金をキープしておくべきでした。
生活費を、月に5万円ずつ援助するだけでも、大分違ってきたはずです。
(この項、続きます)
■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・昼食器洗
・自分の部屋掃除
・夜食器洗