しばらく前に、『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!』(前田晃平著 光文社刊)という本を読みました。
共働きの夫である前田晃平氏が、妻の子育ての手伝いで苦労した経験を元に、日本の男が、もっと家事育児をすることで、国全体が豊かになると主張した本です。
夫は、自分ではかなりの家事育児をしているつもりでも、妻にかなり任せきりになっているというのが骨子となっています。
中に、「前田家の家事マッピング」というのが出ていて、いかに妻の方に負担が大きいか、妻が作った項目データから、説明されています。
縦線の右が妻の仕事、左が夫の仕事で、横線の上が定期的な仕事、下が不定期に襲ってくる仕事だということです。
これを見ると、確かに、妻の仕事が31件、夫の仕事が8件、中間が3件と、妻の負担が4分の3ほどになっています。
夫は、かなり家事をやっているという自覚があったのに、これほど妻に負担をかけているということで、ショックを受けたそうです。
ですが、どうして夫は、同じように家事育児をしていると思っているのに、実際にはそれほど少ないのでしょうか。
疑問に思ったので、上のマップを、家事の種類別に、色分けしてみました。
赤が育児、青が夫の「育児以外の家事」、オレンジが妻の「育児以外の家事」、白が夫と妻が半々の「育児以外の家事」です。
尚、以下では、「家事」といえば「育児以外の家事」を指すことにします。
上記「前田家の家事マッピング」より作成
すると、わかったことがありました。
(この稿、続きます)
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