1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

面倒な家計簿をつけなくても、確実に貯金をする方法とは

 

 年代別の貯金額をみると、50-60代の平均は1,400万円程度ということですが、中央値は625万円ほどになっています。
 即ち、50-60代になっても、人口の半分は、貯金が625万円以下だということです。

 これでは、老後の資金は、甚だ心許ないと言わざるを得ません。

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 実際、世の中には、それなりの収入があっても、どうしても貯金ができないという人の相談が溢れています。

 年収1千万以上あっても、貯金が百万円そこそこという人もいるようです。

 

 貯金ができない人へのアドバイスとしては、家計簿をつけて、いったい何にいくら使っているのかを把握しなさいというのが、一般的です。
 確かに、「入るを量りて出ずるを為す」というように、収入を知って支出の計画を立て、その通りに実行するというのは、国や企業では最も大事なことです。

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 このうち、「入るを量る」のは、サラリーマンにとっては、簡単なことで、給与明細にすべて記されています。
 ところが、「出ずるを為す」を実行するためには、毎日の支出を記録し、それを項目ごとに分別しなければなりません。
 これが、かなり厄介です。

 

 予算の策定と使用目的の把握は、国や企業では最も大事なことであり、その仕事のために専従の人がいます。
 ですが、家庭内では、支出を計算するためだけに、それだけのマンパワーを使う余裕はありません。


 スマホでレシートを撮影するだけで、家計簿が作れるアプリが、数多く出ているのは、その作業がいかに面倒かを、示しているようなものです。
 私も、2,3種類を使ってみたことがありますが、撮影はまだしも、使途の分類が宣伝文句ほどは簡単ではなく、すぐに投げ出してしまいました。

 スマホの狭い画面に、慣れていないということもありますが、とても個々の項目の金額を把握することはできませんでした。

 

 家計簿というのは、合計いくら使ったかは勿論ですが、何に多く使って、どこを減らすべきかを、分析するためのツールです。

 いくら正確に素早く入力できても、その結果を分析できなければ、何にもならず、「仏作って魂入れず」という羽目になりかねません。

 

 実際のところ、貯金に必要なのは、家計簿ではありません。

 我が家も、妻が会社を辞めるまでは、家計簿はつけていませんでした。
 それでも貯金ができたのは、どうしてでしょうか?

 それは、何度もいうように天引き預金のおかげです。

(この項、続きます)

 

■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・夜食器洗
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