上の記事は、フィンランドのサンナ・マリン首相(36)と、
ja.wikipedia.orgスウェーデンのマグダレナ・アンデション首相(55)が、
ja.wikipedia.orgロシアのウクライナ侵攻に対して、NATO加盟を前向きに考えることを表明した、共同記者会見のものです。 最初、このニュースをテレビで見たときは、国の首脳の会見とは、思いもしませんでした。
日本では、女性が首脳会談どころか、記者会見に出てくることすら、ほとんどないからです。
調べてみたところ、世界では、過去にこれだけの女性元首が誕生しています。
現職の女性元首も、上記2ヵ国以外に、これだけいます。
セルビア、ニュージーランド、アイスランド、バルバドス、デンマーク、ガボン、トーゴ、リトアニア、エストニア、サモア、ウガンダ、モルドバ、チュニジア、ナミビア、バングラデシュ。
翻って、我が日本では、女性元首が誕生する見込みは、当分なさそうです。
何しろ、衆議院全体における女性比率でさえ、わずか9.9%で、世界166位なのです。
衆参両院を合わせても、14.3%で、153位止まりです。
日本と同じく、東アジアの儒教圏である、韓国(18.6%)や中国(24.9%)においても、日本より、よほど多くの女性議員が誕生しています。
イスラム教の国ですら、トルコ(17.4%)、インドネシア(21.9%)、サウジアラビア(19.9%)など、日本を上回っています。
ですが、どこの国でも、過去には、政治は男の仕事でした。
それを、「クオータ制」を採用することによって、強制的に女性比率を上げてきたのです。
人口の半分が女性なのに、日本では、その力を殆ど生かせていないことになります。
それは、ビジネスの世界でも、同じです。
(この項、続きます)
■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・洗濯
・トイレ掃除
・昼食器洗
・風呂掃除
・夜食器洗