1億円貯めて、60歳で会社を辞めました。

【毎日更新】ただのサラリーマンが、投資抜きで1億円を貯め、60歳で早期リタイアできたわけ。

かつての永久就職は、どこへ消えたのか

f:id:raku_inkyo:20211229090530j:plain

 今では、「寿退社」と同様に、完全に死語になってしまっていますが、かつては、結婚が、女性の「永久就職」と、読ばれていました。
 結婚してしまいさえすれば、家事と育児さえやっていれば、夫が永遠に養ってくれたのです。
 
 ですが、冷静に考えてみれば、1人の男性に収入を頼るというのは、社長1人の、超零細企業に就職するのと同じです。
 社長が浮気をしようが、暴力をふるおうが、お金を家に入れなかろうが、じっと我慢するしかありません。
 
 どうしても耐えられずに離婚しようとしても、周囲の環境が、それを許しませんでした。

 裁判所の相談員でさえ、「せっかく」結婚したのだから、もう少し我慢しなさいと、止めたものです。
 
 加えて、結婚して一度会社を辞めたら、女性であろうと男性であろうと、再び正社員になることは、容易ではありません。
 
 子供がいたら、尚更、正社員どころか、どんな職であろうと、見つけることが困難です。
 それが、母子家庭の貧困率が、極端に高いことに繋がっています。
 
 また、たとえ夫が、よくできた人で仲良く過ごしていけたとしても、今度は、会社の方が、安泰とは限らなくなってしまっています。
 
 かつての会社は、一度入ってしまえば、まず潰れることがありませんでした。
 会社に貢献しているかどうかを問われることもなく、年功序列で給料が上がっていきました。
 
 出世ルートから外れても、子会社出向という逃げ場があり、贅沢さえ言わなければ、家族を養うくらいの給料はもらえていたのです。
 
  今はそうはいきません。
 超大企業と言われた会社でさえ、分割されたり、潰れたりする時代です。
 潰れるのを避けるために、儲からない部署を、売却する会社もあります。
 
 その際、かなりの社員が放り出されます。
 会社が存続している間は、裁判所も社員の解雇には神経質ですが、会社の存亡を賭けた売却の際に、社員を辞めさせるのは、正当な理由と見なされます。
 
 家庭の幸福を保つリスク管理のためにも、何とか共働きを続けることを、お勧めせずにはおれません。