1億円貯めて、60歳で会社を辞めました。

【毎日更新】ただのサラリーマンが、投資抜きで1億円を貯め、60歳で早期リタイアできたわけ。

ネットの魔力(お金を、使わせようとする側の仕組み)

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 そしてついに、ネット通販が登場しました。

 

 これにより、消費が一気に拡大したのは、ご存知の通りです。
 今や、店に出かけて買い物をするという、手間さえも省略されました。

 スマホの登場により、いつでもどこでも、買い物が可能です。

 買い物をするのにも、画面に触れるだけですから、預金が減ることへの心理的な抵抗感も、カードのときよりさらに小さくなっています。

 

 また、スマホやPCの画面には、広告が溢れています。
 ネットの世界では、SNSを始めとしたさまざまなサービスが、無料で提供されている代わりに、何をするにも広告がつきまとってくるからです。

 

 TVの世界では、番組放映時間に対する広告時間の制限がありましたが、ネットにはありません。
 TVでは、少なくとも番組を見ているときはそれに集中できましたが、ネット広告では、同じ画面に、動画が延々と流れます。


 しかも、プロの広告主だけでなく、インフルエンサーと呼ばれる人たちまでもが、魅力的な製品を次から次へと紹介し、購買意欲をそそってくれます。

 このように、美味な誘惑が溢れた環境で、お金を使わないでいることは、容易ではありません。

 

 iPhoneのことは知りませんが、Androidスマホでは、少し前から、「ホーム」などの3つのボタンが本体から消え、画面の中にソフトで提供されるようになりました。
 画面を広く使うためと称していますが、私はこれは、元の画面に戻ったり、アプリを終了したりを、簡単にできなくするためだと思っています。
 最後のページまで読んで広告を見ないと、非常に画面を変更しにくいのです。
 また、押し間違いも増えました。

 戻るボタンを押すつもりが、画面の広告を押して、動画が再生されてしまうこともたびたびです。

 

閑話休題

 生活が便利になることは、歓迎すべきではありますが、それはあくまでも、売り手がお金を使わせるために作った仕組みだということは、忘れないようにする必要があります。
 貯蓄は、使えば、必ず減ります。
 自分では使っていないつもりでも、心理的・物理的な抵抗を持たずにお金を使える仕組みになっており、いつの間にか、お金がどんどん減っていくのです。

 

 かといって、クレジットカードは持たないとか、ネットはやらないとかいう暮らしは、実行できるものでもありません。

 どちらも、実生活に深く食い込んでいるからです。

 実は、ネットを全く使わないという知人がいるのですが、暮らしぶりを聞いていると、我々凡人にはとても真似ができません。

 

 何度も言いますが、このような消費社会に対して、お金を使わないようにすることは、家計簿とか節約といった、個人の意志や努力だけでは不可能です。
 第1の仕組みである天引きで、頑張って貯めた自分の大事なお金を、世間の誘惑から守るための、第2の仕組みが必要なのです。


 次回の記事からは、その仕組みを紹介します。