1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

共稼ぎを邪魔する者たち

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 共稼ぎの女性に対しては、舅姑や、ひいては実の母親から、「そんなにお金がほしいのか」とか、「旦那の給料で慎ましくやっていくのが主婦の務めだ」というような横槍が入ることが、結構多いと聞いています。

 そういう、頭が昔のままの人たちには、自分たちの時代とは年金額がかなり違っていて、夫の給料だけでは慎ましくでさえやっていけなくなるということが、いくら説明しても、わかってもらえません。

 自分が、かなりの年金をもらっているだけに、いくら少なくなっても、そんなにひどいはずはないだろうと思ってしまうのです。

 

 加えて、昔は年功序列でそれなりの役職につけ、給料も上がって貯金もあるので、尚更です。苦労して育てた自分たちの息子が、管理職にさえなれないという未来を、認めたくないということもあるのでしょう。

 また、大半の年寄りはお金の使い方を知らず、定年後に30年近い生活があるというのも実感できないので、どれほどお金がいるかを、理解していません。人によっては、年金生活になれば、食べていければ充分だと思っている節もあるのかもしれません。


 年金が足りなくなると言えば、「私らが出してあげるから、心配しないで子供の面倒をみてちょうだい」という親もいるそうです。しかしながら、その頃には、自分たちの介護にお金が必要になり、とても出す余裕はありません。

 しかも、1回限りの出費ではなく、ずっと不足分を補填するためには、何千万というお金が必要になります。そんなことは、どんな親でもできない相談です。

 自分たちが死んだら、相続した家を売ればいいと考えている親もいるかもしれませんが、今や、売れない家が日本じゅうに有り余っている時代です。


 かつての日本では、A:妻は専業主婦をし、B:何人も子供を育てて充分な教育を施し、C:老後をゆったりと暮らす。というのが、普通にできていました。

 それが今では、A,B,Cの、3つの条件をすべて満たすことのできるのは、非常に恵まれた人だけです。

 その目標そのものが、無理ゲーという時代になってしまっているのです。

 

 親や周囲の横槍に負けず、共稼ぎを貫くことで、ゆとりのある生活を達成してほしいと思います。