日本は、弱者の戦いに徹し、スペインを破って、決勝トーナメント進出を決めた。
頑張って4時に起き、観戦した甲斐があったというものだ。
もし、グループリーグを突破するなら、この戦法しかないと、5ヵ月前に予測していたのだから、我ながら大したものである。
というか、誰でもわかっていながら、なかなか認められなかったことを、書いたに過ぎないのだが。
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ドイツ戦では、前半に、真っ向から勝負を挑んでサンドバッグ状態になり、後半から5バックにして、現実的な堅守速攻に徹して、勝つことができた。
それでも、森保監督は、まだ色気が捨てきれず、コスタリカ相手に強者の戦いを試み、相手の策に嵌まって負けた。
アジアならまだしも、世界の舞台で、引いた相手を崩して勝てるほど、日本は強者ではなかったのである。
これで、森保監督も、肚が据わったのだろう。
スペイン戦では、最初から5バックにして、相手の攻撃を封じ込めることに専念させた。
策が見事に嵌まった一つの原因としては、スペインは、コスタリカ戦の日本と同じように、もし引き分けても、決勝トーナメントに進めるだろうという油断があったのだろう。
次は、2回対戦して、1回も勝てていない(1敗1分)、因縁のクロアチアである。
W杯の常連国同士でさえ、1回も対戦したことのない国が多い中、わずか7回目の出場で3回目の対戦というのは、滅多にあるものではない。
しかも、今回のクロアチアは、前回準優勝の、押しも押されぬ強豪国だ。
日本は、堅守速攻に徹するしかないが、さすがにクロアチアも、油断せず、対策を立ててくるだろう。
ドイツやスペインのように、日本をなめてかかってきてくれれば、わずかな勝算もあるが、厳しい試合になりそうだ。
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