今から数十年前、筆者が小学生の頃のサッカーは、フォーメーションは4-2-4、マークはマンツーマンで、自分の持ち場のエリアさえ、カバーしていればよかった。
プレスという、言葉さえない時代である。
そもそも、小学生のことであるから、自陣のゴールラインから、ボールを運ぶことなど、できはしない。
ゴールキックになれば、一番キック力のあるのが、どーんと蹴って、それをセンターライン付近で、敵味方で取り合うという感じだった。
今の時代とはあまりに違うから、現代の試合をテレビで見ても、戦法すらよくわからない。
他のチームと、明らかに違うと思っていたのは、バルセロナの美しいパス回しくらいである。
というわけで、ドイツ戦の勝利は、てっきり後半から攻めの選手をつぎ込んで、積極的に前に出たことが功を奏したのだと思っていた。
ところが、この解説によると、微妙に違うらしい。
news.yahoo.co.jp 前半は、積極的に前からプレスにいったのをかわされ、ボールを支配されていたのだそうだ。
それを、後半から相手ボールを無理に取りに行かず、自陣に構えて、カウンターを狙うスタイルに切り替えた結果が、うまく嵌まったのだそうである。
ということは、やはり日本が勝利するための戦術は、堅守速攻しかないということなのだろうか。