我々消費者が、売り手側が次々と繰り出してくる甘い誘惑に耐え、欲しいという強烈な衝動を、抑制する方法はあるのでしょうか。
それには、「現金がないときには、お金を使わない」という、一見時代遅れのやり方を貫くことしかありません。
まずは、財布とは別に、お札の入る貯金箱を用意します。
貯金箱に限らず、容器なら何でもよく、手提げ金庫や、タッパーなどのプラ容器でも構いません。
次に、一週間に使うと決めたお金を、銀行から降ろして、財布に入れます。
そして、例えばネットで買い物をする場合、クリックする前に、まず、購入金額分のお金を、財布から取り出して貯金箱に入れます。
その後、改めて買い物をするという手順です。
大事なのは、財布にお金がない場合には、クリック(購入)しないということを、馬鹿正直に守ることです。
家の外で、物をキャッシュレスで買う場合も、まず財布の中身を確かめ、お金が足りていることを確認してから、買い物をすませます。
そして、家に帰ってすぐ、買い物分のお金を、財布から貯金箱に移します。
一週間で管理すると、大きな買い物をするには、お金が足りないこともあるでしょう。
ですが、一ヵ月分をまとめて降ろすと、まず間違いなく、月末にはお金が足りないことになります。
それを防ぐためには、月初に一ヵ月分のお金を降ろしておき、その中から、一週間分を財布に入れるといった、細かい工夫も必要になってきます。
大変面倒ですが、この手間が、浪費を防ぎます。
収入以上にお金を使ってしまう原因は、「現金がなくても、簡単にものが買える」からです。
その状況を作らないためには、「現金があるときにだけ物を買う」という、強い習慣をつけるしかないのです。
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■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・夜食器洗