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【元号廃止】すべきだと思う、3つの理由

 今年(2022年)が、令和何年か、すぐに答えられる人は、どれくらいいるでしょう。
 日常で、元号を使っている公務員とか、その周囲の仕事をしている人はともかく、「えっと……」と一瞬迷う人が、大半だと思います。
 例えば、令和5年だと言われても、そのまま信じてしまうのではないでしょうか。


 私も、会社に勤めていた頃は、元号は殆ど気にしていませんでした。
 官公庁とつき合いのない仕事をしていたこともあり、西暦で、すべてが動いていたからです。
 面倒なのは、運転免許証の更新を、忘れないようにすることくらいでした。


 ところが、退職して、役所に様々な書類を出す段になると、そこは元号の世界だったのです。
 退職した年だけなら、その年のことを覚えておけばすみますが、また1年2年して書類を出そうとすると、既に忘れていたりします。
 毎回、役所の窓口の人に聞く始末です。


 いい加減、元号を公式な書類から、廃止してはどうでしょう。
 文化的な役割があることは、重々承知していますが、あまりに非効率的です。
 オンラインに対応するにも、不便極まりなく、古いソフトを使っていると、新しい元号が出ても対応できなかったりします。
 「平成14年の…」といきなり言われても、何年前のことか、20世紀なのか21世紀なのかさえ、わかりません。


 しかも、問題はそれだけではありません。
 今上天皇は現在63歳、皇位継承順位第1位の秋篠宮は57歳、その息子で第2位の悠仁親王は15歳で未成年です。
 悠仁親王が未成年のうちに今上天皇が亡くなれば、令和は1桁で終わります。
 現在の皇位継承順位からすれば、秋篠宮天皇となりますが、年齢からして、それほど長く在位するとも思えず、半世紀ほどの間に、昭和-平成-令和-(秋篠宮)-(悠仁親王)と、元号が4つも変わることになります。
 考えただけでも、計算がややこしくてたまりません。


 もっとややこしいのは、同じ年の間に、今上天皇と後継の秋篠宮が亡くなった場合です。
 同じ年に、元号が3つも存在することになり、大変です。
 官公庁も、いい加減諦めて元号の使用を廃止し、旧仮名遣いのように、使いたい人だけ使えばいいのにと思わずにはおれません。

 

 いつも、読んでいただき、有り難うございます。

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