25歳の、ライター兼ファイナンシャルプランナー氏(男性)が、普通の結婚ではなく、「契約結婚」をしたという記事を読みました。
「契約結婚」と聞けば、連想するのは、やはり『逃げるは恥だが役に立つ(逃げ恥)』でしょう。
最初は、親の結婚圧力を逃れるためとか、経済的な理由などで、好きでもない相手と嘘の結婚をするが、結局は相手を好きになって、本物の結婚に至るというパターンで終わります。
通常の恋愛ものだと、いかに知り合って好きになっていくかという、馴れ初めからじっくりと描いていくことになりますが、その間、読者を飽きさせずにいることが難しいという難点があります。
その点、「契約結婚」式だと、そのあたりをあまり説明せずに、いきなり二人の同居生活に入れるため、親しくなるエピソードが作りやすいようです。
ところが、このライター氏の言うところの「契約結婚」は、そういうものではなく、 結婚前に、二人で結婚後の生活に関する取り決めをしておき、それを正式な契約書にするという結婚形式を指していたようです。
それは、「契約結婚」ではなくて、「婚前契約書(プリナップ)」でしょうと、思わず突っ込んでしまいましたが、契約結婚でググってみると、今や結婚前の取り決めの方が、多くヒットします。
何と、知らないうちに、言葉の定義が変わってしまっていたようです。
(この稿、続きます)
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