1億円貯めて、会社を辞めました。

【毎日極楽】いかにして1億円を貯金し、60歳からの早期リタイアの日々を幸せに過ごしているか

いかにして、趣味を充実させ、老後の生活を豊かなものにするか(中編)

 

shuchi.php.co.jp

 

 さて、若い頃から趣味を持っていたからといっても、前回の記事のように、定年になってしまった途端、飽きてしまう人がいる一方で、趣味を定年後まで続け、充実した第2の人生を過ごす人もいる。

 かく言う私もその一人で、30歳から始めたマリンスポーツを続けており、コロナのせいで、自粛が続いたが、今年になってからは、海外に2回出かけた。

 今年は、沖縄も含めて、あと3,4回行く予定だが、飽きるどころか、もっと頻繁に行きたいくらいである。

 飽きてしまう人と、老いてますます盛んな人との違いは、どこから来るのだろう。

 

 一つの要因としては、同じ趣味を持ち、そのことを話せるような同好の士が、身近にいるかいないかだと思う。


 いくらゴルフでいい成績を出しても、競い合う相手がいないとしたら、ただの自己満足でしかない。

 突き詰めて言えば、ゴルフは、地面に置いてある、動かないボールを打つだけである。

 それを、一人で延々と繰り返している姿は、まるで禅問答のようだ。

 何のためにやっているのか、次第にわからなくなってしまうのではないだろうか。

 

 釣りも同じだ。

 ひたすら数を釣るだけでは、ただの殺生であり、いつかは空しくなってしまうだろう。

 あの釣りキチ三平でさえ、祖父や魚紳さんなどというライバルがいてこそ、釣りを楽しめたのである。


 幸い、今ではネットというものがあり、ゴルフの成績でも釣果でも、同好の士と知り合うことができる。

 そういった、積極的な活動ができるかどうかで、長く続けられるかどうかが、決まるのではないだろうか。

 

 さて、ここまでわかったように話してきたが、似たようなことは、「老後は趣味の友達を作れ」というような論調で、他のネット記事やブログにも書いてある。

 では、友達を作ると、老後の趣味は充実するかというと、それだけでは足りないように思う。

 というのも、同好の士はあくまでも外部のことであり、いつ、その関係が変化するものでもないからだ。

 

 次の記事では、趣味によって老後の人生をさらに充実したものにするための、もう一つの要因について、述べようと思う。

 

(続く)

 

 いつも、読んでいただき、有り難うございます。

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