また共働きは、世帯のリスク管理としても、効果が高い。
若い人は、「自分が働けなくなる」ということなど、想像もできないかもしれないが、世の中、何が起きるかわからない。
その一例が、コロナである。
数年前に、「国際的な伝染病が流行して、経済活動が停滞する」などということを、考えた人はいない。
だが、その「有り得ない」ような話が、実際に起きている。
今回、巣ごもり需要で、かえって得をした業種の人も、次は、全く別の危機が起きないとも限らない。
そのような、社会的現象ではなくても、無保険の車が突っ込んできて、交通事故に合うかもしれないし、火事を起こして、その土地にいられなくなるかもしれない。
自分は、絶対に、そんな目には合わないと確信している人もいるだろうが、家族まで含めれば、厄災に合う確率は、格段に撥ね上がる。
尚、蛇足になるが、リスクを低減するためにも、できれば共働きの相手は、違う業種がいい。
昔は当たり前だった、社内結婚など、最もリスクが高い。
共働きをしようとしても、嫌がらせをして、片方を追い出す会社だってあるのだから。
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