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新聞の誌面は、なぜここまで野球ばかりなのか。

 日本では、昔からスポーツと言えば、圧倒的に野球だった。

 私の少年時代などは、休み時間になると、野球ばかりやっていた気がする。

 国技は相撲ということになっているが、別に法律などで決まっているわけではない。
 相撲人気と野球人気を比べれば、圧倒的に野球の方が人気が高い。
 最近では、サッカーの人気が高くなってきたし、女性では、バレーボールも人気があるようだとはいえ、相変わらず、野球の人気は圧倒的である。


 それを如実に示しているのが、新聞のスポーツ欄である。
 相撲の場所がないある日の、総合新聞のスポーツ欄(見開き2面)を、内容で色分けしてみたのが、下の図だ。


 紙面に占める面積を比較すると、プロ野球が45%、その他の野球が6%で、両者を合わせると半分以上を占める。

 

 スポーツと言えば野球しかなかった時代と違い、サッカーを始めとするそれ以外のスポーツにも人気が出てきたというのに、これはひどいと言わざるを得ない。

 高校野球の甲子園大会をやっていたときには、もっとひどかった。

 通常のスポーツ欄と別に、見開き2面を使って、甲子園大会の特集をするから、7割くらいが野球となるのである。


 この日は、Jリーグをやっていたこともあり、サッカーが2位となっている。
 プロ野球と同じく、6試合もやっているのにも拘わらず、記事が占める面積は、野球のわずか4分の1である。

 何しろ、プロ野球は、チームの順位だけでなく、出場した全員の名前から個人成績まで、ほぼすべての記録が詳細に出ているのに対し、サッカーは、メンバーの名前すらも出ていない。

 あまりに、気の毒でならない。

 

 ただ、以前は、もう少し他のスポーツにも、誌面が割かれていたような気がする。
 もしかすると、野球と言えば年寄りに人気で、新聞を読むのは年寄りばかりだからということで、読者層に合わせて誌面をシフトさせてきたのかもしれない。

 

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