彼ら(あえて男性と断定しますが)にとって、例えば、ボランティアなどは、完全に想像の範囲外でしょう。
例えば、私の知人では、引きこもり支援のボランティアをしている人がいます。
また別の知人は、福祉関連の資格を取るために大学院に行きたいと、猛勉強中です。
ボランティアは、必ずしも、福祉関連とは限りません。
ある知人はSEですが、博物館の閲覧システムの管理をしています。
標本採集などにも熱心で、論文にも名前を出すことがあります。
若い頃から、そういったことをやりたくても、経済的な後ろ盾がないために、諦めている人は、大勢いるはずです。
経済的な自立を得ることができれば、そこから改めて、自分の望む生き方を再構築することができます。
最初は、「会社を辞めるために」FIREを目指しても、全く構わないと思います。
ある程度の見通しがついたら、自分に余裕ができて、考えが変わるのはままあることです。
その時点、その時点で、やっぱり働き続けるとか、セミFIREにするとか、色々と考えてみればいいのではないでしょうか。
私なども、60歳になってやっとFIREすることができましたが、できることなら、30代くらいには会社を離れたかったと、残念でなりません。
60歳からでは、健康を考えると、自由になる時間が、10年そこそこしかないからです。
人生を楽しむには、10年では短過ぎます。
特に、コロナという災厄が襲ってきたことにより、痛感しています。
それだけで、自由な時間が、2年以上も減ってしまったのですから。
(この稿、続きます)
いつも、読んでいただき、有り難うございます。
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