私は、充分なお金を貯めることができず、60歳まで会社を辞めることができませんでしたが、今の若い人たちの間では、若いうちからのFIREを夢見る人が、増えています。
これに伴い、さまざまな意見が出ていますが、批判的な意見の中で、全く同意できないものがあります。
それは、「今の仕事がそんなに嫌で、FIREしたいという気持ちが、どうしてもわからない」というものです。
toyokeizai.net FIREに限りませんが、どんな場面でも、○○したいと訴える人に対して、「その気持ちがわからない」と言うのは、禁句です。
これを言われると、もうそこで、この人は自分の言うことを聞く気がないのだなと、思ってしまうからです。
実際、何を言っても、無駄だという気分になって、本も記事も読むのが嫌になりますし、面と向かっている場合は、一刻も早く、その場から立ち去りたくなります。
わからないことがあるなら、せめて、世の中にはそういう人もいるのだということを、想像し、それには触れないようにできないものでしょうか。
「○○したい人の気持ちがわからない」と言うのは、「自分は物を知らない、想像する想像力もない」ということを、大きな声で公言しているのと同じです。
実際には、それを欲している人が、世の中にいるのですから。
ちなみに、私は若くしてFIREを望む人の気持ちもわかりますが、粉飾決算までして、お金を儲けようとした、堀江貴文氏の気持ちも、少しはわかります。
犯罪を犯してまで、儲けようとは思いませんが。
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