日本経済新聞で、『月曜日のたわわ』という、ヤングマガジン連載のコミックスの宣伝が全面広告として掲載され、問題になりました。
電車内で、胸の大きなミニスカートの女子高校生と接近遭遇したサラリーマンが、「癒される」という、ショートコミックです。
マンガの内容はともかく、問題は、天下の日本経済新聞が、女子高生の性的魅力を前面に押し出した広告を、掲載したところにあります。
ただ、この手の問題は、炎上してしまってから、初めて気づくものです。
それどころか、日本経済新聞の対応を見ると、どこが問題であったのか、まだ気づいてもいないように思えます。
では、広告を受けるかどうかを判断する際に、どうすればよかったのでしょうか。
判断のための一つの手段が、「男女を入れ替えても、問題がないか」を、考えてみるということです。
例えば、この広告が、「男子高校生」が、ズボンのふくらみを、前に突き出しているものだったら、どうだったでしょう。
それでも、日本経済新聞は、広告を受け取る側が、「癒し」を感じると思ったでしょうか。
「通勤男性」が「女子高校生」に「癒し」を感じるなら、「通勤女性」が「男子高校生」の性的アピールに、同じように感じてもいいはずですが、そんな広告は、まず掲載されないはずです。
これからの時代、男だけの一方的な立場からしか、ものを考えられない姿勢では、通用しなくなってきていることは、確かです。
尚、本稿はあくまでも日経新聞の全面広告に対する、個人的な感想であり、『月曜日のたわわ』というコミックの内容に対し、どうこう言うつもりは、全くありません。
■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・夜食器洗