『やんごとなき一族』というドラマが、放映されています。
芦屋の、超名家の次男坊に嫁いだ、大衆食堂の娘(以下、嫁)が、身分違いの生活に苦労していく話です。
原作は、こやまゆかりさん作のコミックスで、私は、ネットでこちらのほうを読んでいるところです。
コミックスはなかなか面白いので、ドラマ好きの妻に、TV番組の方を勧めてみたのですが、どうも評判がよくありません。
まず第一に、婚家の面々が、名家の割に、やることがせこいという話。
普通の嫁問題と変わらないような苛めを、延々とやっているということでした。
コミックスでは、もう少し当主やがあくどいというか、大物っぽかったのですが、テレビでは、今一つのようです。
そして、何よりも問題だったのが、嫁をサウナに閉じ込めるという、無茶苦茶な苛めと、それに対して嫁が脱出するのに、壁を壊すときに使うような、大型の両手用ハンマーでドアを叩き壊すという、工夫も何もない力技です。
こういうドラマは、苛める側が、相手が抵抗できないと市庁舎に思わせるような意地悪を発揮し、それに対して苛められる側が、視聴者の想像もつかないような反撃をするところに、カタルシスがあるのです。
それを、力づくでドアを叩き壊しては、面白くも何ともありません。
そもそもサウナでは、中からカギをかけることはできても、外からかけられるような構造には、なっていないはずです。
そんな構造になっていれば、誰でも人を閉じ込めることができてしまい、殺人事件が頻発してしまいます。
しかも、なぜサウナに、大型のハンマーが常備してあるのでしょう。
閉じ込められた人を、助けるため?
それでは、本末転倒です。
私も、そのシーンだけ見せてもらいましたが、これは、見る気がなくなると思ってしまいました。
■ □ ■ □ ■ □ 昨日の家事 □ ■ □ ■ □ ■
・自分の分の朝食作り
・昼食器洗
・夜食器洗