【愛煙家に不都合な真実】依存症患者は、他を貶めても、自分を守ろうとする
【愛煙家に不都合な真実】タバコが、コロナ感染防止に効く…わけがない
貯金に関する記事が、メインのブログのはずなのですが、なぜかこのときの一連の記事が、これまでで、最大のアクセス数を達成しています。
煙草擁護論者のあまりにひどい理屈が、受けたのかもしれません。
さて、喫煙と健康の害に関する、大規模な調査結果が出たという解説が、下に出ていました。
この調査によれば、高所得国において、喫煙者の死亡リスクは、非喫煙者に対して、2.62倍に達するということです。
これに対して、中所得国では1.61倍、低所得国では1.24倍と、国の所得によって大きな差があるということでした。
これは、高所得国では、国の規制によって、ヘビースモーカーだけが喫煙を続ける傾向があるのと、受動喫煙防止対策によって、非喫煙者が喫煙者の副流煙から守られているためではないかということです。
ところが、日本の場合は、国としては間違いなく高所得国なのに、喫煙者と非喫煙者の死亡リスクは男1.5倍、女1.8倍にしかならず、中所得国レベルなのだとか。
つまり、日本は他の高所得国と違って、煙草に対する国の規制がかなり緩く、中所得国並でしかないということでした。
www.afpbb.com もちろん、このような結果を、ニコチン中毒になっている喫煙者が、納得するわけはありません。
彼(女)らは、自分たち喫煙者が、理由もなく虐げられていると信じています。
健康に悪いからと、煙草を減らしたり止めたりするどころか、何とかして自分を正当化しようとして、この調査結果が科学的な調査ではないとか、嫌煙団体が圧力をかけて、結果をねじ曲げているのだとか、珍説を繰り出します。
この被害妄想がもう少し進むと、煙草を昔のように自由に吸えなくなったのは、ワクチンやコロナと同じく、影で世界を支配する勢力の、陰謀のせいだと言い出しそうな気がします。