チョコレートが好きで、よく買っており、常に、何種類かのストックがある状態です。
ただ、板チョコが、溝で綺麗に割れず、結構、ストレスになります。
もちろん、最初から別々になっている製品を買えば、割る手間もいらないのですが、価格が少し高めなのと、店に置いてある種類があまりないのとで、やはり板チョコを選んでしまいます。
うまく割る手段がないかと、ネットで検索してみると、何とあの溝は、チョコレートを割るためのものではない、というのを知りました。
表面積を増やすことで、液体状態で型に流し込んだチョコレートを、均一に素早く冷やすのと、固まったチョコレートを型から取り出すときに、外しやすくするためのものだそうです。 つまり、あくまでも製造上の都合であって、ユーザのことを考えた形状ではありません。
ネットには、少しでも綺麗に割るための、色々な方法が出ていましたが、どれもあまり、現実的ではなさそうです。
また、丸ごとかぶりつくというのもありましたが、歯の痕がみっともなく残ってしまって、他の人が食べられなくなります。
何と言っても、せっかく、いかにもここで割ってくれと言わんばかりの形状をしているのですから、手で割りたくなるのは、人情というものです。
メーカーとして、「あの溝は、割るためのものじゃないので」と首を振るのではなく、顧客の要望を叶えるチャンスだと、捉えることはできないものでしょうか。
例えば、平たい方の面にも溝をつけるとか、型の形状を工夫するなどして、少しでも溝に沿って割れやすい板チョコを開発すれば、他社との差別化になると思うのですが。
開発の手間に、見合うだけの結果が出るかどうかは、保証できませんが、伸び悩み状態の板チョコの市場に一石を投じるという点でも、是非とも挑戦してもらいたいものです。