冬、家の中では、フリースを着ていることが多いのですが、今年はいつものフリースを着ても、何となく薄ら寒い日が続きました。
どうも今年は、例年よりも気温が低いらしいのですが、それにしても、寒い。
仕方なく、着心地があまりよくないので滅多に使わない、少しぶ厚めのフリースを、タンスの奥から引っ張り出して着たところ、段違いに暖かくなりました。
それで、調べてみて気づいたのですが、これまで使っていたフリースの生地が、ずいぶん薄くなっていたのです。
場所によっては、向こうが、透けて見えるほどです。
どうも、洗濯を繰り返すうち、生地が擦れて、マイクロプラスチックがどんどん脱落していったせいではないかと思います。
クタクタになって着心地が良くなっていた分、薄くなって保温能力も低下していたようで、同じ服を着ていても、寒く感じたのでしょう。
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フリースは、マイクロプラスチックの放出という点で、環境にもあまりよろしくない素材であり、できれば使いたくないところなのですが、保温能力は、捨て難いものがあります。
木綿などの保温力の乏しい服を着て、暖房を強くするのと、フリースを着込んで暖房を控えめにするのと、どちらが、地球環境にましなのか、難しいところです。
ウールを着るのが、ベストかもしれませんが、チクチクしたり、汚れたときの扱いが面倒だったりと、部屋着にウールというのは、どうにも抵抗があります。
でも、マイクロプラスチックの問題があまりにひどくなるようだと、フリースも、製造が制限されるようなことも、あるかもしれません。